日本車輌製造はこのほど、これからの有料特急向けステンレス車体の試作品を完成。N-QUALIS(エヌクオリス)と命名して鉄道事業者に売り込みを図ることになりました。
片側2扉で車体裾は絞ったようなイメージで、形状自体は381系の中間車にも何となく似ていますね。まずは、あの385系にて適用かも?
もしかしたら、JRグループだけでなく、今後の名鉄新造車両にも何らかの影響を与えることになるのかもしれません。特に1200系の後継車種をそろそろ開発しなければならない時期だから。うん。
取り急ぎ報告まで。
・追伸………しかしながら、個人的には、そろそろ日車も新たな地方電鉄向けの標準車体を本腰に開発・確立させるべきではなかろうか?
確か、1960年代前半には車幅2740ミリ、車長1700ミリクラスの一般用車体を開発。松本電鉄、三岐鉄道、岳南鉄道、そして名鉄でもあのHL車たる2代目3700系がデビューしていますね。なお、これらは皆、走行機器は旧型車から流用した吊り掛け駆動です。
しかしながら、三岐鉄道では片側3扉のカルダン駆動であるモハ130も現れました。
その原点に立ち返り、IGBT-VVVF制御、WN駆動、電気指令式ブレーキ、車長18メートル、車幅2740ミリ程度のステンレス車体の標準車両を開発させ、全国の地方中小私鉄に売り込むべきだろうね。軌間は1067ミリか1435ミリ、架線電圧は直流600、750、1500ボルトにも可能を想定します。勿論、初めからワンマン運行対応に。
まずは、豊橋鉄道渥美線の車両更新のきっかけにでもなれば。
徹底したコストダウンを図り、長野電鉄や富山地方鉄道、北陸鉄道、岳南電車、秩父鉄道、近江鉄道、三岐鉄道、弘南鉄道、上田電鉄、アルピコ交通、一畑電車、高松琴平電鉄などなど純新車が気軽に導入出来るようにでもなれば幸いですね。うん。