名鉄広見線末端部の存否をめぐり、岐阜県の御嵩町、八百津町や可児市などは来夏までにはバス転換が可能かどうかの結論を迫られていますね。
しかしながら報道メディアや有識者によっては、本当にバス輸送に無理なく移行可能かどうかを疑問視する向きも少なくないようだ。その背景には慢性的なバス運転士不足もあるとか。
それも、この新可児〜御嵩の利用客の約8割が地元の通学生なこと。特に平日の朝夕に結構、込み合う時間帯も確かにあることなどが理由とか。
かつては、あの尾西線の玉ノ井支線(名鉄一宮〜玉ノ井)でも著しく利用客が少なくなり、1985年頃にはレールバス化や、鉄道線のままで朝夕だけの運行とし、昼間帯はバス輸送にする案もありましたね。結局、それはいつの間にか却下されたが。
広見線末端部についても、もしかしたら、そういう手があるのかもしれません。
しかしながら、名鉄側はこの区間について変電所や線路自体の更新も恒久存続させるならば必須と言っています。
あとは国からの資金支援がどこまで得られるのか次第だろうね。
また、残すなら残すで、もっと具体的な再活性化案を沿線自治体は示して欲しいですね。ただ漫然と今のままの運行で残すだけでは、存続も長続きする筈がなかろう。
一方の西蒲線は、流石に早くから具体策を打ち出しているようだが。うん。
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