栃木県の福田富一知事は、このほど好評を博している近代型路面電車の宇都宮ライトレールについて、同じ狭軌の東武鉄道に対し同宇都宮線への直通乗り入れ構想の受け入れを要請する意向とか。
現在の東武宇都宮駅は百貨店の3階部分にあり、駅前の路面電車乗り場予定地からは約200メートルも離れているようで、今のままでは乗り換え連絡はお世辞にも便利になるとは言えません。
そのため、線路の接続か、あるいは動く歩道の整備を検討しているとか。
しかしながら、福田知事は直通運転の方を何とか実現させたいらしい。
来春から宇都宮市の関係者も交えて具体的な検討を進める予定です。
実現させるには、宇都宮ライトレールに複電圧(直流750、1500ボルト)対応の新型連節電車を併せて持つことや、また東武鉄道宇都宮線内の各駅(おもちゃのまち、壬生など)は低いホームを併設することが必要に。
しかしながら、過去には名鉄各務原線の新岐阜駅や田神駅での実例もありましたね。今でも、えちぜん鉄道三国芦原線の一部区間の駅が二段ホームの筈だ。技術的には決して不可能でもなかろう。
取り急ぎ報告まで。