銀河夢急行

公共交通の話題を中心に、幅広く取り上げます。
都合により無予告で投稿を休止することもありますが、宜しくお願い致します。

名鉄西蒲線は、みなし上下経営分離方式に!!西尾市が提言。蒲郡線区間に適用限定論も。

2024年12月03日 19時30分32秒 | 鉄軌道
愛知県西尾市はこのほど、名鉄西蒲線(西尾〜吉良吉田〜蒲郡)の2026年度以降の営業運行継続について伊賀鉄道や信楽高原鉄道のような完全な上下経営分離方式ではなく、一畑電車や上毛電鉄のような、みなし上下経営分離方式が望ましく、且つ現実的だという見解を示しました。
上下経営分離は本来、駅や線路、車両等を沿線自治体が所有し、鉄道事業者は運転業務のみ行うシステム。しかしながら、それらインフラの取得には莫大な費用が掛かりますね。
みなし上下経営分離方式ならば、インフラや電車も引き続き鉄道事業者が所有し、その維持費用だけを沿線自治体が負担する形に。確か近江鉄道もそうだったかな? 北陸鉄道も石川線の電車更新等に当たり、浅野川線を含めて、この方式の採用を決めています。
蒲郡市も概ね、その線で同意しているようだ。
また、この対象区間は吉良吉田〜蒲郡だけにすべきという意見も出ているらしい。
さて、肝心な電車の更新はどう対処するのか?
その場合は、差し当たり6800系金魚鉢型の改造で済ますのかしら?
さらに、広見線末端部(新可児〜御嵩)も結局、その方式に落ち着くのかな?
知多新線(富貴〜内海)も将来的には、これに追随かもしれないね。
取り急ぎ報告まで。
願わくばICカードの簡易対応化実施も、ぜひとも!!


川崎兵庫にて噂のHB-E220系が姿を現す!!YC1系も鋭意増産中!!

2024年12月03日 09時32分58秒 | 鉄軌道
川崎兵庫は、日車豊川とは比較にもならないほどの広範な鉄道車両を新造。電気機関車からミニ地下鉄の電車まで……。
でも、ここのところは電気式ディーゼルカーやハイブリッド車両の受注が特に目立ち、ホンマに連日、多忙なメーカーですな。(微笑)
京阪電鉄13000系、西鉄9000系、西武鉄道40000系とかEF210-365もそうですが、他にはJR九州YC1系も増産中。もしかしたら、長崎本線中部で、近年には架線レス化された肥前浜〜小長井にもいよいよデビューが近付いているのかしら?
それと、JR東日本が発注したHB-E220系の車体も姿を現したらしい。巷の噂では量産先行分の2両が既に落成に近いらしいとも聞いています。どうも東京都心から程近い八高線・高麗川〜高崎にて、早速いろいろと試験したいようだ。うん。
取り急ぎ報告まで。
この八高線末端区間。1970年頃までは貨物列車も多くて、首都圏にも程近い蒸気機関車天国でしたね。

JR久留里線末端部、弘南鉄道大鰐線の廃止はやむを得ず。鉄道ファンも概ね理解か。

2024年12月03日 05時37分17秒 | 鉄軌道
先月末に突然、明らかになった弘南鉄道大鰐線、JR久留里線末端部の事実上廃止決定のニュース。
しかしながら、今回は鉄道ファンも含めて、必ずしも廃止絶対反対の声が大勢を占めているわけでもなさそうですね。
私自身も残念だとは思いつつも正直、廃止は仕方ないと思います。
大鰐線(中央弘前〜大鰐)の場合、並行してJR奥羽本線も走っていること。また電車や駅、変電所が相当に老朽化していること。弘南線とは異なり、もともと慢性的な赤字だったこと。弘南線との線路接続がないこと。中央弘前駅がJR弘前駅と離れているようで、周辺の界隈も些か寂れていることなどが挙げられますね。
久留里線末端部の久留里〜上総亀山も自然災害を受けやすい地形や、上総亀山〜上総中野を接続して“木原本線”にする構想が完全に消滅したことも挙げられます。
今後、安定した代替交通手段が見つかれば、なるべく早期に休止→廃止しても良いのかもしれません。
大鰐線の場合、弘南鉄道の本家本元、つまり本来の基幹路線たる弘南線(弘前〜黒石)の存続まで、今のままではかなり危なくなる恐れも。弘南線の恒久的な存続に向けた総合的な改良実現がおぼつかなくなりそうだ。
JR東日本が救済措置として奥羽本線・弘前〜大鰐温泉の列車増発や線増等をしてくれるようならば、なるべく早めにそれに代替させる手もありか?と思います。但し、その途中は石川駅しかないようだ。少なくとも津軽大沢駅の新設ぐらいは必要だろうね。うん。
いずれにせよ、円満な輸送代替手段への移行を祈ってやみません。
以上、あくまでも私個人的な意見です。
あとは地元で、くれぐれも後悔が残らないような決断を下して欲しいですね。
…………弘南線の車両更新について個人的な提案です。
もし仮にJR東日本の新潟・長野地区でE127系が、E129系やE131系等で置き換えられるようなことがあれば、その一部でも弘南線に譲渡してあげたらどうか?
E127系ならば防寒防雪対策がなされている筈だ。それに比較的近くにはJR東日本の土崎車両センターもあり、難しい補修工事や点検ならば、実績豊かなそちらに委託する手もあろう。
但し、その前に踏切の誘導障害対策とか線路、変電所や架線の改良が必要なのは言うまでもない。
今後の課題として、一応は提言しておこうか。
………久留里線・木更津〜久留里については、今後もキハE130系が主役にはなろう。出来れば再活性化や鉄道ファン、観光客誘致の一環としてHB-E220系の併用やハイブリッド観光車両の臨時的な乗り入れも課題としたいところだね。
………一畑電車が新型車両のデハ8000形の詳細を公表しましたね。弘南鉄道(弘南線)は、ここ当面は守りの経営、営業にならざるを得まいが、ある程度、再建の目処がついたら、今後の一畑電車のレベルを目標にして欲しい。まだ、そう慌てる必要はないが。うん。