名鉄のパノラマスーパーこと1113Fが倒木で“大怪我”してから数日がたちました。
まだまだ若々しいだけに、綺麗に原状復旧出来れば、それに越したことはありません。
しかしながら、かつての1134Fの特別車は呆気なく、すぐに廃車解体されました。
一般車は1384Fとして復帰したものの、5000系との併結運用でなぜか相性が悪く、結局は、こちらも活躍はそう長続きしませんでしたね。
前頭部はそりゃあ莫大な金を掛けてまで、わざわざ新造したそうだが。
今後の処置は恐らく車両課長等がお決めになろう。
ファンから最も意見が多いのは、やはり特別車の前頭部を2200系並みに造り替える案らしい。しかしながら、これも莫大な費用が掛かりそうで、投資効率の面で如何なものだろうか?
私自身は仮に原状復旧出来なければ、むごいことだが、1200系としては“安楽死”させて、走行機器を捻出する案を支持したい気持ちだ。
このうち制御機器の1組は5015Fを新造して役立て、もう1組は6500系金魚鉢型の補修部品にストックさせることですね。
5015Fは最後の前頭部非貫通型の5000系と位置付けて、当初から都市型ワンマン対応させ、主に三河線で走らせることを想定します。ギア比や限流値はこの際、6500系や6800系に合わせるのも一案でしょう。
一方、1113Fの穴埋めとしては2214Fを新造して、ク2314の前頭部は9120番代の幌連結をあらかじめ想定させてはどうか?
あるいは、2200系後継の新形式特急車両を前倒しで開発して、試作する案も考えられます。
あくまでも私個人的な考え方ですが……。うん。
完全に原状復帰するシナリオとして、A案、B案、の他、ウルトラCの案を考えてみました。
現状復帰して売る、という事です。
海外へ目を向ければ、狭軌、18メートル車、展望車両、その他細かい仕様によっては、他の1000系車両が売れる、という事にもなりますが、インドネシアの例の様にはいかないものでしょうか。
一時は209系やE231系の輸出も期待されたが、その可能性もなさそう。
ほかに日本と同じ1067ミリ軌間の国や地域はオーストラリアの一部、ニュージーランド、フィリピン、台湾、ザンビア、タンザニア、南アフリカなどが挙げられます。
しかしながら、いずれも非電化か、あるいは単相交流25キロボルト(50ないし60ヘルツ)電化。なかなか難しいですね。
取り越し苦労の可能性も、0ではないのかも。。