ファチマの聖母の会・プロライフ

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生命尊重の日

2017年12月02日 | プロライフ

生命尊重の日より転載

7月13日の「今日は何の日?」は「生命尊重の日」です。
また「生命尊重の日」にちなんで「世界の最多出産記録」「母体と母胎の違い」など母体にまつわる面白い雑学を紹介します。

今回は「生命尊重の日」について解説していきます!
なぜ7月13日が「生命尊重の日」なのかというと、1948年7月13日に「優生保護法」(現在の「母体保護法」)が公布されたことが由来となっています。

「生命尊重の日」については医師・法律家・教育者・主婦等で構成される実行委員会によって1984年から実施されている記念日となります。
母体保護法という法律はあまり耳馴染みがないかもしれませんが、不妊手術及び人工妊娠中絶に関する事項を定めること等によって、母性の生命健康を保護することを目的として制定された法律となります。

元々は「優生保護法」という名前だったとおり、優生上の見地から不良な子孫の出生を防止するための法律でした。
しかし、遺伝性疾患や精神障害を理由にした不妊、中絶手術を容認するような内容だったため、このような内容の法律は障害者への差別になるとの批判が強まりました。

そのため「優生思想」に基づく部分を削除することにより、1996年からは「母体保護法」となりました。

今回は「生命尊重の日」にちなんで「母体の雑学」を紹介します。

世界の最多出産記録
テレビ番組でたまに大家族の暮らしなどを題材にしたものが放送されますが、子供が多いと本当に賑やかですよね。
お母さんが10人も子供を産んでいれば大変な大家族ですが、世界に存在している最多出産記録は比べ物にならないんです。

世界で最も多く出産をした女性についてギネスブックに掲載されているそうですが、なんとその数が合計69人にもなります。
69回も出産は出来るはずもないので、当然ながら双子や三つ子、四つ子を何回も産んだそうですが、それでも大変ですよね。

18世紀のロシアの農民の奥さんがこの記録を保持しているそうですが、1725年から1765年の40年間の間に、合計で27回の出産をしたそうです。
その合計69人の内訳は、双子が16組、三つ子が7組、四つ子4組だったそうです。

超高齢化社会に突入している日本ですが、ここまでとは言わず女性がたくさんの子供を産んで安心して育てられる環境になるといいですよね。

母体と母胎の違い
妊娠している女性に使われる言葉として「母体」と「母胎」という言葉がありますよね。
どちらも「ぼたい」と読み、なんとなくのニュアンスでこの言葉を使っているかもしれませんが、実は「母体」と「母胎」には明確な意味の違いがあります。

まずは「母体」についてですが、母体の意味は妊娠している女性や出産後の女性の身体そのものを指して「母体」と呼びます。
「母体」は妊娠している時にはもちろん使われる言葉ですが、「産後の母体の健康を守る」といったように、「母親になった身体」という意味で産後にも使われる言葉のため、身体そのものという意味合いが強いことがわかりますよね。

続いてはぼ「母胎」についてですが、これは妊娠をしている女性が赤ちゃんを体内で育てるための胎内に対して使われる言葉です。
母体が身体そのものを指しているのであれば、こちらは赤ちゃんを育てるための身体の一部を指して使う言葉なんですね。

以上が母体の雑学でした、いかがでしたか?


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