抹茶コーチのFOOTBALLあそびLIFE

サッカー・メンタルコーチとして「教えない指導」を実践中!毎日の試行錯誤をお届けします。

子どもは大人のマネからマナぶ

2021年06月14日 20時33分00秒 | 遊びがモノをいう
どうも抹茶コーチこと遊びの伝道師、永田です。

私のスクールでは、子ども達が良く片付けを手伝ってくれます。
子ども達って案外片付けが大好きです。
何も言わなくても、どんどんやってくれます。

これは、年齢が低ければ低いほど、イヤイヤではなく楽しそうにやってくれて、時には片付け競争のようになることもあります。

なぜでしょう?


子ども達は大人のマネするのが好きだからです。

次のトレーニングに移行する時や試合を始める前に、私はまず自分だけでコーンなど運び片付けします。
すると子ども達はマネして運んでくれます。
すかさずそこで、
「ありがとう!助かるな〜。」
と御礼を言います。
これがホントに大事なんです。

片付けるものがたくさんある時は、やっぱり私も手伝って欲しいな〜と思います。
そんな時は、【お願い】からの【御礼】です。
私「手伝ってくれると嬉しいな〜」
子ども達「いいよ〜!」
私「助かるな〜。」
(片付いたら)
私「みんなのおかげですぐに片付いたよ、ありがとう!」
これで子ども達は私の役に立った事を認識して嬉しくなります。
もちろん手伝ってもらった私も嬉しいですから、WIN-WINですね。

これを繰り返すと、子ども達から自然にやってくれます。
時々、先回りして、
「コーチ〜、これもう片付ける〜?」
なんて聞いてくれるんで、
「お願い〜」
って言うとすぐに片付きます。

ここまでくるともう習慣化されるので、やることが普通のこと、当たり前になるんです。

やらされるのとは大きく違いが出てきます。
習慣化されるまでは時間が掛かります。
だから、幼稚園から私のスクールに来ている子と後から入った子では差があります。
私自身は、みんなが出来るわけではないとも思っているし、差があることも理解しているので、決してやらせることはありません。
そんな差があっても、時間が経てば出来るようになるからです。私のマネと子ども達みんなのマネで出来るようになります。

子ども達の学びは、マネることから始まります。
子ども達に何かして欲しいことがあったら、まずは大人が率先してやりましょう。子ども達は勝手にマネして学んでいくものです。

例えば、お母さんと子どもで歩いていて、私のところに来た時、
「ほら、挨拶しなさい!」
ってつついてるお母さんがいます。
(あるあるじゃないですか?笑)

そんなことしたら、子どもは恥ずかしくて言葉を発せません。
ますばお母さんが、挨拶すればマネして挨拶します。
子どもはまだ恥ずかしくて、声の小さい時あるかもしれないので、それは多めに見てあげてください。
なぜなら、挨拶は大きな声ですることが良いことではなくて、心がこもっていることの方が大切ですから。

私も率先して子ども達がマネすると良い行動を心掛けていこう!!


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やる気スイッチは自分で押そう!

2021年06月06日 18時10分00秒 | 遊びがモノをいう
どうも抹茶コーチこと遊びの伝道師、永田です。

♪やる気スイッチ君のはどこにあるんだろ〜
♫見つけ〜てあげるよ、君だけのやる気スイッチ〜

皆さんも聞いたことあるでしょう。
某個別指導塾のCMソングです。

クラブの保護者の方にも
「どうしたら子どもはやる気になるの?」
「子どものやる気の出し方を知りたい!」
という質問をたくさん受けます。

でも、子ども達ってみんなやる気持ってるんですよね。
結構、すでにやる気出してたりします。

そもそもやる気って自分で出すもの。

このCMでも、先生は「見つけてあげるよ」って言ってます。スイッチ押してあげるとは言ってません。
見つけてあげるから、自分で押してね。
って感じですかね。

私は見つけるのも、子ども達自身で見つける方が良いと思ってます。
自分で見つけたら、自分で押しますよね。

少し前になりますが、
私の担当していたジュニアチームの子の話です。

その子は幼稚園の時から私のサッカースクールに参加し、小学6年生までずっと続けてくれました。
小さい頃は大人しい印象の子で運動がバリバリ出来ますって感じではなかったです。
でも、小さい頃から出来ることを一生懸命続け、仲間と一緒に協力することを楽しんでました。
6年生になると身体も大きくなり、スピードも身について、試合でもバリバリ活躍してくれました。
その頃には、友達と夕方にわざわざ公園や学校の校庭に行ってサッカーして遊ぶようになったとお母さんに聞きました。
私自身もたまたま校庭で友達二人で1対1を繰り返している姿を見たことがありました。

ホントにグングン伸びました。
まさに、やる気スイッチを自ら押していた状況でしたね。

キッカケは、5年生の秋頃でしょうか。
負けた試合の終了間際に相手の裏に飛び出しロングボールを受け、そのボールを左足ワンタッチで中へ折返し、それがゴールにつながる絶妙なアシストをしました。
チームメイトにも神プレーと称賛され、私もベンチも拍手喝采でした。その後一気に自信がついてきたように感じました。

子ども達が自信を掴むのって、様々なタイミングです。
ゴールする、アシストする、守備で活躍する、GKならシュートスタッフ、などなど一発の好プレーで大きく変わります。

この変わる瞬間に出会えるのは指導者としてホントに嬉しい、楽しい瞬間です。

この時私が大事にしているのは、手放しで喜び、プレーを認めること。
そうすると、それを感じた周りのチームメイトも一緒に認め、みんなで成長します。

その試合の時も、負けた試合でしたが、みんなホントに充実した良い顔して帰りました。


少し前の出来事ですが、その子は中学生になった今でもスイッチ入ったままじゃないかと感じています。
今もクラブの個サルに参加してくれています。

こういった子ども達の出来事を思い返すと、自分自身のやる気スイッチを入れてしまいますね。

スイッチONして、明日からも頑張ろう!!



みんなも楽しくサッカーで遊んで、やる気スイッチ探してませんか?



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