抹茶コーチのFOOTBALLあそびLIFE

サッカー・メンタルコーチとして「教えない指導」を実践中!毎日の試行錯誤をお届けします。

他者評価から自己評価で自信をアップ

2022年06月22日 08時47分00秒 | 遊びがモノをいう
どうも抹茶コーチこと遊びの伝道師、永田です。


あなたが最近うまくいっていることはなんですか?


先週末に市民活動団体を紹介するイベントに参加して、活動のPRしてきました。

サッカーチームやサッカースクール、運動あそびなと、様々なスポーツ活動をしているポーラスターですが、講演会や研修会、講習会、さらにはメンタルコーチングなどの座学の活動もやってるんです。

この日はメンタルコーチングのさわりの部分だけを5人の方にお伝えしました。
30分だけですが、何か気づきを得ていただけたようで、嬉しいですね。

その時の最初のしつもんが、上のしつもんです。


皆さん、「うまくいっていること」たくさん出てきましたか?

人は自然に欠けている部分に目がいく
ですから、意識的にうまくできているところに目を向けないと落ち込むばかりです。


子ども達を観る視点は、できないところではなく、うまくできているところを意識的に観ていきましょう!

すると子ども達自身も、自分の良いところを自分で見つけられるようになります。


クラブの5年生の試合でのエピソードを紹介します。

試合当日、体調不良で2人のGKがお休み。
急遽、子ども達みんなで誰がやるか相談した。
何とか2人が「やってもいいよ」と。
一人はキャプテン、もう一人はGKは初めての経験。

GK初体験の子は不安を払拭するために、
みんなに「キーパー練習して」とお願いして、ボールを蹴ってもらっていました。

1試合を終えて、自分が思っていたよりもうまくプレー出来たようで、
私からも良いプレーの部分を伝えてあげました。

すると
「次もやる!」
「たくさん入れられて悔しいから」
「次は入れさせない!」

次の試合にGKやるはずのキャプテンも喜んで
「頼むな!」
これでさらにやる気かアップ⤴️⤴️

2試合目が終了。

またも大量失点してしまったが、
本人は最後までプレー出来たことが満足だったようです。
失点はしたけど、上手く止めることが出来たことが自信になったようでした。

このままGKのポジション争いも熾烈になると面白いな〜


私たち指導者は
子ども達、選手の良いところを見つけて
褒める、認める事が大事です。

そうすることで、自分に自信が生まれ、
どんどんチャレンジしていきます。

はじめは不安があり、
その不安を払拭するために、
「キーパー練習したい!」
と言って

一度やって、失点して
それでも上手く出来たことを自分で見つけ
「次は入れさせない」
から練習する

どうですか?

私は一言も
「練習しろ」
とは言っていません。

でも練習しています。
主体的に。自主的に。


はじめは他者評価を基準にして
自分の出来ているところを認識して

次は自己評価の基準で
自分の出来ている、良いところを意識できました。


この自主的な練習も
いつまで続くかはわかりません。

モチベーションが上がったり、下がったり、繰り返していくことも積み重ね。
この積み重ねが大事ですね。

「負けた」「失点した」
そんな失敗や悪かったところではなく、
上手くいったところを自分で見つけ、
自信を持ってプレーすることで、
楽しくなるし、上手くなる。


あなたが上手くいっていることは何ですか?


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