9月27日水曜日
昨夜の講習会終わりに講師の吉田光範さんとの懇親会でまたまた勉強になりました。
本当にありがとうございました!!
そこで自分が指導者として大事にしていることを明確に打ち出しているものがあるので紹介します。
ノルウェーサッカー協会が作成した、『子どものサッカーにおける7つの心得』
こちらの書籍に掲載されてるそうなので、探して読んでみたいね。
見出しに対して自分の考えも添えていこうと思います。
1.子どものサッカーは「遊び」であり、それは「楽しく」なくてはなりません!
元々スポーツの語源は「遊び」。サッカーに限らずスポーツ全て「遊び」が原点。だから楽しくプレーするのが当たり前。
束縛されずに自由に遊びたいね。
2.子どものサッカーで最も大切なことは、仲間と一緒にプレーすることです。
脳科学者、林成之さんの書籍によると、脳ご本来持っている機能の一つに「仲間になりたい」というのがあるそうです。
誰でもみんな一緒に楽しくプレーしたいんですよ。それ、もう本能です。
3.すべての子どもに同じ時間プレーさせてあげて下さい!
うちのクラブでは「引退なし」「補欠なし」「差別なし」をコンセプトにあげています。みんな試合に出場したいんですよ。
出場できないプレーヤーがいるとしたら、それは、向上させられない指導者の責任です。
4.子どもたちに「勝ち」と「負け」の両方を学ばせて下さい!
勝つことで得られることもあるし、負けることで得られることもある。どっちも大事。
子どもたちが学ぶことが大事。
5.対外試合よりも、クラブでの練習を!
ノルウェー協会では、U10は年間20試合以下、U12は年間25試合以下と基準を示しているそうです。
これは以前も書いたけど、わざわざ遠くまで時間をかけて出掛けて試合しなくても、近場で試合してサッカー以外にも時間を使えるように余裕を持たせよう!ってこと。
6.子どものサッカーには、バラエティに富んだ活動が大切!
サッカーだけでなく、いろんなスポーツに取り組むのが大事。
同じフットボールだが、ビーチサッカーなんかは足元も雰囲気も違って、とにかく楽しい!だからどんどん取り入れています。
7.子どもにとっての「楽しいサッカー」を一緒に作りあげていきましょう!
子どもたちが、「またやりたい!」「もっとやりたい!」と思うことが必要。
そして一部の子だけでなく、『誰もが』楽しんでいるかどうか確認することが非常に大事なこと。
改めて書き出して、考えてみると、本当に大切なことばかり。
まさに心得だね。
先日のU10リーグ戦でベンチに入っていましたが、試合終了後に補助審判の方に「素晴らしいコーチングだね。」と笑顔で握手を求められ、初めてのことでちょっとビックリしちゃいました。
その補助審判の方は、昔から審判されてて良く知っている方なんですが、やっぱり嬉しいですね。
自分自身は自分の中の当たり前のことを当たり前にしてるだけ。
それは、こども達みんなが楽しくプレーできるように見守ること。そのための声掛けをしてるだけ。
その試合は0-8で大差のゲーム。でも最後まで諦めず得点狙いにいったこども達の姿には、ホントに感動した。直後には悔しさ溢れてる顔してたけど。
昼飯食べたら元気になって、2試合目は快勝でした!!
指導者みんなが「こども達のために」って考え、行動すれば良い環境が出来上がっていく。そう信じてこれからも自分の当たり前の事を当たり前にやっていこう!!
では、また。