抹茶コーチのFOOTBALLあそびLIFE

サッカー・メンタルコーチとして「教えない指導」を実践中!毎日の試行錯誤をお届けします。

大人の気配を消すと子ども達が成長する

2022年04月20日 08時54分00秒 | 指導者
どうも抹茶コーチこと遊びの伝道師、永田です。

先日、くぼぉちサッカー研究所というなかなかマニアックなコミュニティのセミナーに参加して、とても共感した話がありました。

女サカ界の奇才、越智健一郎氏のお言葉でした。

ハーフタイムに気をつけること
「大人の気配を消すこと」
理由は、選手達だけで話をしやすい場をつくるため

さすが!素晴らしい!!

とっても共感!

子ども達ってどっかで大人の気配を気にしている

どんなに関係性を築いていても気にしてしまう

そんな社会なんだろうね

だから子ども達だけの場を
あえてつくって
リラックスした状態で自分達だけで話をする

とても良い環境


先日のチーム練習の際、狙ったわけでは無いけど、実感した。

そんなエピソードをお届けします。

4月に入り、新規会員や体験者も多く、
なおかつ土日スタッフも仕事やら何やらで忙しく
30人以上を1人で見ることに
サポートおじさんが審判やってくれて
ホント助かった〜 笑笑

普段は8人ゲームなんてしないんですが
この前の時間の6年生がちょうど16人で2つに分かれて8人ゲームしたので、コートをそのまま

隣にこれまた前の時間の1,2年生の4vs4コート2面もそのままにし、



ただ面倒臭いからじゃ無いですよ 笑

10数人の3チーム
私は3チームの全体を見ていると

必然的に子ども達だけでポジション決めて
交代も決めて
半分くらいで時間の合図をすると交代します

大会参加しても毎回こんな感じなんで
子ども達は苦になりません。
いつも通り

だけど
コーチがちょっと近くで見ていると


「誰と交代?」
「コーチ!俺交代してないんだけど」


知らんわww


姿が見えてると甘えるんだね
可愛いね〜


こちらも初めのうちは
交代できないと
「どうする?誰かと交代しないと入らないね〜」
なんて言いながら関わってあげます。
はじめてのゲームの子もいるんでね。

慣れてくれば、全く問題なく
子ども達だけで交代もできてしまいます。

慣れていない子の8人ゲームに関わっていると、ミニゲームがおろそかになりがち

でもはじめのうちに
「3vs3に分かれてミニゲームしよう」
って言っとけば
どんどん楽しんでくれるので大丈夫

ミニゲームはいつもやってるから安心

そうこうしているうちに最終ゲーム
ふとミニゲームを見てみると

6vs6の4ゴールゲームしてるチームが

スゴイ!!

自分達で勝手にレベル上げました。

メンバー見たら
ほとんど園児の頃からクラブで活動している子達

いわば結構ベテランww

子どもは自分達の力でどんどん成長していきます。

これ、あるあるなんですが、
8人のゲームやりたいって言うけど、
楽しそうなのはミニゲーム
っていうね

これは想像なんですが、
ミニゲームだとコート多くなるから
必然的にコーチが近づく回数は減ります。

少しだけ、大人の気配がしない時間ができる

それが楽しい時間なのかも

じゃ、指導者いらんやん!

そうなんです。
究極的にはアレコレ言う大人の存在は必要ないんです。

ただ安全、安心な環境は必要です。

そのために大人は必要です。

大人はちょっと面倒臭いけど
気配を消したり、現したり、

子ども達の表情見ながら変えていく

皆さんも気配を消す術を学びましょう!


大丈夫、サイヤ人やナメック星人だけでなく、クリリンにも出来ますから。

ドラゴンボールかっ!!


では、また。


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あのさ、これもうパワハラだと思うんだよね

2022年04月11日 20時24分00秒 | 指導者
どうも抹茶コーチこと遊びの伝道師、永田です。

4月に入り、各年代ごとにサッカーリーグ戦が開幕しました。

コロナ禍でも子ども達が元気に楽しくプレーできる環境をつくっていこう!

と意気込んで試合会場にやってきましたが、会場内には大人の残念な言葉が響き渡っていました。

それもうパワハラだよね

この日も含め、
少年サッカーでの試合中に聞こえる大人の残念な言葉あるある

「何やってんだよ」
「そこじゃないよー」
「上がれ、上がれよ」
「下がれ、下がれよ」
「ドリブルじゃない、パスだろ」
「そこは頭(ヘディング)だろ」
「声出せよー」
「勝つ気あるのかよ?」
「何回言ったらわかるんだよー」
「考えろよ」

あれしろ、これしろ
あれダメ、これダメ

動きや気持ちを制限する言葉ばかりですね

しかも語気を強めて
大きな声で

これもうパワハラだよね〜

もちろん、語気を弱めに言っても同じこと
だからほとんどのベンチはこんな言葉ばかりです。

そしてもう一つ大きな問題
子ども達を試合に出さないこと

これも当然パワハラだよね

会社などでも、社員に仕事を与えないことは「過小な要求」と呼ばれ、パワハラの一つに当たるようです。

これと同じことですね
試合出場については過去のブログを見てもらうとして、


言葉については
ほとんどが否定する言葉です。

〜じゃない、〜はダメ

否定して
子どもの自己肯定感を低下させておいて

声出せ、考えろ、
と丸投げ

でもパワハラの怖いところは
言ってる本人ごパワハラだと気づかないところなんです。

おそらくベンチの大人も
いじめてる感覚はないんですよ
むしろ良かれと思って言ってるんですよ

子ども達の表情で確認できるんですが、その術を知らされていない大人が多いのです。

否定の言葉は
とても心を傷つけます。

大人でも子どもでも



でも大丈夫

否定する言葉は、肯定する言葉に変換できるのです。

変換のコツさえ掴めば
誰でもみんな肯定する言葉を使えます。

私はいつでも「ダメ」って言葉は使わないように変換することを意識しています。

例えば
サッカーは手を使わないで
足でプレーするスポーツですよね。

大人には簡単なこのルールも、まだサッカー初めての幼児などには難しいルールなんです。

そこで優しく
「手を使ってはダメだよ」
って言ってしまいがちですが、

ダメを使わないで
変換してみましょう。






私は

「手を使うのガマンしてね」

とお願いします。


こうすると子ども達は手を使うのをガマンしてくれます。

そして、
手を使いそうになったタイミングで

「手をガマンしてね」

って言ってその子がガマンしたら、

「よくガマンしたね〜」

と褒めるチャンスがやってきます。


毎年、幼稚園、保育園へ
出前サッカーあそび
と称して、サッカー教室を開催している中で、毎年のように起こるエピソードです。

サッカーあそびって言ってるので
その他のサッカールールは結構無視です。笑笑

楽しさ優先で制限を減らしています。



前述のベンチからの言葉も
肯定する言葉に変換できたら
子ども達の表情も変わってくるんじゃないでしょうか?

そして表情が変わることで
子ども達のプレーも変わってくるんじゃないでしょうか?


あなたなら、どんな風に言葉を変換しますか?



これから
そんなことを考えるコミュニティをつくろうと思ってます。

まずは、座談会みたいにみんなで雑談ができるといいな〜って考えています。


私の時間にゆとりが出来るGW
4/29(金・祝)の夜なんかにやりたいな〜


賛同してくれる人は連絡ください!!





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