梅雨時なので雨が多いですが、体育館で室内だからこそのトレーニングが出来ています。
本当にありがたい環境です。
そんな体育館でのトレーニングで、異年齢トレーニングの効果として素敵な光景が2週続けてあったので紹介します。
室内トレーニングでは、マーカーやコーンなどの用具を駆使して、楽しく運動量のあるトレーニングを考えます。
そうすると、リレー形式が多くなります。
その日もリレー形式でのトレーニング。
小学1年生はルール説明もしっかり聞いてなかったり、実は理解できていなかったりでフリーズしてしまうことがあります。
そんな時、1年生は、
???「えっ?」
みたいになりがち。
そこで3年生のお兄さんが救世主として現れます。
その子の近くまで行って寄り添い、言葉と身振り手振りで、進む方向や、やるべき事を伝えていました。
私も「教えてあげて」なんて1度も言ったことないです。
自然にそうなります。
リレーで勝ちたいから。笑
そういえば、その手助けしてくれた3年生も入会したばかりの頃は、
「え?どうすれば良いの?」
なんて、アタフタしてた時期もあったことを思い出します。
また次の週では、
最後のゲーム中に未就園児の女の子がチョロチョロ乱入してきてしまった事がありました。
ボール当たったら大変だな、と思い近くに寄って行ったら、
今度は2年生の男の子が近くに寄ってきて、その子を守るSPのように近くで寄り添ってくれました。まさに壁のように。
子ども達のこんな成長も私の幸せです。
そしてこんな子ども達から学んでます。
子ども達のこんな行動で素晴らしいと感じたのは、
無理に手を引っ張ったり、大きな声で指示したりせず、
近くで寄り添い、見守っている感じがあったところ。
こんな行動があるのは、異年齢で一緒にトレーニングしている効果です。
入ったばかりの時はみんな不安がいっぱい。
でも、元々いた子達が気軽に声掛けてくれる。その経験が心に残り、自分が大きくお兄さんになった時に発揮されます。
この状況になるとコーチは楽です。笑
お兄さん効果はループするので、今の1年生達もきっと優しいお兄さんになるのです。
もちろん個人差はありますけど、
それぞれの得意分野でお兄さん能力を発揮します。
こんな子ども達の成長を楽しみながらトレーニングしています。
これからも異年齢トレーニングを続けて、子ども達に楽しませてもらいます!!
#遊びは学び