どうも抹茶コーチこと遊びの伝道師、永田です。
今日は、サッカーあそびスクールでのエピソードをお伝えします。
遊びがいつしか、ドラマみたいなストーリーとなって展開されたお話です。
スクールでは、遊びに近くしたいため、
子ども達のリクエストには可能な限り応えます。
園児達の楽しみは鬼ごっこ
最近のお気に入りは、ボールを持った鬼が追いかけてボールを当てたら鬼交代の「ボール当て鬼」なんですが、
この日は、「こおりおに」を選択
逃げる人は手でボール持つ、鬼はポールなしで追いかける。
個人差ある年代は、こうすると鬼も捕まえやすくなります。
こおりおにの良いところは、仲間を助ける動きがあるところですね。
二人に鬼になってもらいスタート!
一人が捕まり、助けに行ったコーチである私も捕まった。
すると残った何人かで集まり相談して作戦立ではじめました。
ここまでは良くある子どもの鬼ごっこ
しかし、ここから見ているお母さん達が引き込まれるストーリーが始まります。
捕まった仲間を助けようと、
オレは左から、お前は右から
園児とは思えない的確な指示と駆け引きで状況を確認しながら、助けに行くタイミングを見計らっていました。
しかし、鬼もうまく対応して、
簡単に食い付かず、
相手の動きに合わせて捕まえに行くそぶりを見せたり、やめたり、
なかなかの攻防が続きました。
捕まったコーチもどんな展開になるのか
見ているだけで、だんだん楽しくなってきました。
二人の鬼の素晴らしい対応で
助けに来た仲間も捕まえて
ついに残りは一人…
たった一人残った子は、
しばらく戦況を見つめ
自分なりのタイミングを見計らっていました。
そして、睨み合いから
勇気を出して少し前に出た。
それに気づいた鬼も少しずつ前に出て対応
鬼の僅かな動きに反応してスピードアップ
鬼を振り切り、まずはコーチを助けることに成功!
さすがにおじさんコーチもここで活躍しないとただの呑気なオッさんだと思い、
近くで捕まった仲間達を助けると
助けた子がまた助けと、
次々と助けてほぼみんな復活
早々に捕まってみんなを観察していたけど
途中から何かドラマを観ているようで
本当にワクワクした。
見ていたお母さん達も
たった一人で勇敢に助けに来た子に対して
「カッコよかったね〜」
と称賛の嵐!!
マジ刑事ドラマみたいだったわ。
秋を過ぎ、冬を迎えた最近、
子ども達は毎週どんどん成長している
階段を上がるように
いや
最近はエレベーターにでも乗ってるんじゃないかと思うほどの速さで成長している
自分達の意志で
自分達自身で考えて
実行に移す
そんな繰り返しが
本当に子ども達を成長させます!
ただの鬼ごっこなんて思っていてはいけません。
こんなストーリーを描ける子ども達はやっぱ天才だわ。
まだまだこれから楽しみだな〜
鬼ごっこは身体だからにも効果ありますが
心の成長にも大きな効果がありますね。
ではまた。
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