9月26日木曜日
今月は、指導者が集まる2つの講習会に参加しました。
それぞれ、主催団体や対象、テーマも違いましたが、講師がサッカー関係者ということで共通する部分を感じました。
タイトル通り、共通項は「平等」。
一つは「フェアプレー」とは?「リスペクト」とは?
でのディスカッションからの意見の中に出てきた「平等」という言葉。
この「リスペクト」についても後日考察したいと思ってますが…、今日は「平等」について。
この時のディスカッションでも「平等」を少し掘り下げて意見が出てきました。
意見をまとめると
・試合に出してあげたいが、平等には難しい
・頑張ってる子と、そうで無い子とは平等には出来ない
・そもそも世の中は平等では無い
この3つにまとめられるものでした。
皆さん子ども達を試合に出してあげたい的な感じで意見を述べていました。
自分としては、出したいと思うなら出せば良い。
躊躇する要素はどこにあるのか?
たしかに出場時間までを分単位で平等にすることは難しいでしょう。
世の中平等では無い事も、そうでしょう。
この2つなら、細かい事考えずに大体の時間出場する事で子どもがある程度納得することができるでしょう。
ここで気になったのは、
頑張ってる子と、そうで無い子とは平等には出来ない、という点。
頑張ってる、頑張っていない、とは誰が決めるのでしょうか?
その基準はなんでしょうか?
24時間ずっと一緒にいるわけではない指導者が頑張ってるかどうかの判断が出来るでしょうか?
推測ですが、その基準は、上手いか?下手か?
なんじゃないですか?
頑張ったから上手くなる。
頑張ってないから下手だ。
本当に、そうでしょうか??
この年代では様々な要素が成長に関わってきます。
心の問題や身体の成長スピードも違います。
本人が頑張っても上手くならないと悩んでいるかもしれません。
対して、それほど頑張っていなくても、どんどん上手くなる子もいるでしょう。
そもそも『頑張ってる』ってなんですか?
一人で黙々とリフティングするとこですか?
一人で延々とコーンドリブルすることですか?
みんな、その子なりに頑張っているんです!!
サッカーしたいから練習もしに来るし、試合会場にも来るわけだし。
もし、練習は来ないけど試合だけ来る子がいたら、それは練習がつまらないからたど思った方が良いでしょう。サッカーで一番楽しいのは試合だから。
大人が勝手な判断で、頑張ってるとか、頑張って無いとか、決めつけないでほしいです。
時間までは難しいとは思いますから、必ず試合に出場することを平等とするのはどうですか?
自分のクラブでは、全員出場をクラブ理念であり、JFAグラスルーツパートナー宣言「みんなPLAY」も掲げています。
どんな試合でも、1人当たり最大試合出場時間の選手の半分は出場することを実行しています。
例えば20分ハーフであれば試合時間40分。8人制ですから16人の選手なら前半ベンチにいた選手は全員交代出場。全員が20分出場。
これが12人だったら、4人を後半から投入して、再交代を利用して疲れが出たり、選手のタイプや状況に応じて交代させたりすれば、流れも変わるし、出場時間も増えます。
中心選手はフル出場となるでしょうから、40分の半分の20分は最低出場できます。
この流れを変える交代とか、状況に応じた交代ってのは最近考えてる人どのくらいいるのかな?
って疑問に思うほど交代しないチーム多いように感じます。
地方の末端レベルの話なので、全国トップレベルではそんなこと無いのかもしれませんが。
もう一つの「平等」はデンマークサッカー協会です。
デンマークでは、12歳以下の子ども達の体格の差の分布と平均値、それとサッカーを辞めてしまう子ども達の因果関係をグラフにし、見える化して、この年代での子ども達をセレクト(選抜)することをやめたそうです。そして、協会発信で全員試合に平等に出場させるルールをつくったそうです。
ネット検索すると、
http://www.ssf.or.jp/Portals/0/resources/encourage/grant/pdf/research13_6-01.pdf
こんなレポートが見つかります。ご参考までに。
デンマークは現在FIFAランキング14位、日本は31位。人口は圧倒的に日本の方が上です。
こういった国々を真似るのではなく、日本独自で全員出場での選手育成を本気で考えないといけません。
全員出場が当たり前になっている自分にとっては、本当にわからないので、このしつもんを皆さんに。
どうしたら、全員出場できますか?
では、また。
今月は、指導者が集まる2つの講習会に参加しました。
それぞれ、主催団体や対象、テーマも違いましたが、講師がサッカー関係者ということで共通する部分を感じました。
タイトル通り、共通項は「平等」。
一つは「フェアプレー」とは?「リスペクト」とは?
でのディスカッションからの意見の中に出てきた「平等」という言葉。
この「リスペクト」についても後日考察したいと思ってますが…、今日は「平等」について。
この時のディスカッションでも「平等」を少し掘り下げて意見が出てきました。
意見をまとめると
・試合に出してあげたいが、平等には難しい
・頑張ってる子と、そうで無い子とは平等には出来ない
・そもそも世の中は平等では無い
この3つにまとめられるものでした。
皆さん子ども達を試合に出してあげたい的な感じで意見を述べていました。
自分としては、出したいと思うなら出せば良い。
躊躇する要素はどこにあるのか?
たしかに出場時間までを分単位で平等にすることは難しいでしょう。
世の中平等では無い事も、そうでしょう。
この2つなら、細かい事考えずに大体の時間出場する事で子どもがある程度納得することができるでしょう。
ここで気になったのは、
頑張ってる子と、そうで無い子とは平等には出来ない、という点。
頑張ってる、頑張っていない、とは誰が決めるのでしょうか?
その基準はなんでしょうか?
24時間ずっと一緒にいるわけではない指導者が頑張ってるかどうかの判断が出来るでしょうか?
推測ですが、その基準は、上手いか?下手か?
なんじゃないですか?
頑張ったから上手くなる。
頑張ってないから下手だ。
本当に、そうでしょうか??
この年代では様々な要素が成長に関わってきます。
心の問題や身体の成長スピードも違います。
本人が頑張っても上手くならないと悩んでいるかもしれません。
対して、それほど頑張っていなくても、どんどん上手くなる子もいるでしょう。
そもそも『頑張ってる』ってなんですか?
一人で黙々とリフティングするとこですか?
一人で延々とコーンドリブルすることですか?
みんな、その子なりに頑張っているんです!!
サッカーしたいから練習もしに来るし、試合会場にも来るわけだし。
もし、練習は来ないけど試合だけ来る子がいたら、それは練習がつまらないからたど思った方が良いでしょう。サッカーで一番楽しいのは試合だから。
大人が勝手な判断で、頑張ってるとか、頑張って無いとか、決めつけないでほしいです。
時間までは難しいとは思いますから、必ず試合に出場することを平等とするのはどうですか?
自分のクラブでは、全員出場をクラブ理念であり、JFAグラスルーツパートナー宣言「みんなPLAY」も掲げています。
どんな試合でも、1人当たり最大試合出場時間の選手の半分は出場することを実行しています。
例えば20分ハーフであれば試合時間40分。8人制ですから16人の選手なら前半ベンチにいた選手は全員交代出場。全員が20分出場。
これが12人だったら、4人を後半から投入して、再交代を利用して疲れが出たり、選手のタイプや状況に応じて交代させたりすれば、流れも変わるし、出場時間も増えます。
中心選手はフル出場となるでしょうから、40分の半分の20分は最低出場できます。
この流れを変える交代とか、状況に応じた交代ってのは最近考えてる人どのくらいいるのかな?
って疑問に思うほど交代しないチーム多いように感じます。
地方の末端レベルの話なので、全国トップレベルではそんなこと無いのかもしれませんが。
もう一つの「平等」はデンマークサッカー協会です。
デンマークでは、12歳以下の子ども達の体格の差の分布と平均値、それとサッカーを辞めてしまう子ども達の因果関係をグラフにし、見える化して、この年代での子ども達をセレクト(選抜)することをやめたそうです。そして、協会発信で全員試合に平等に出場させるルールをつくったそうです。
ネット検索すると、
http://www.ssf.or.jp/Portals/0/resources/encourage/grant/pdf/research13_6-01.pdf
こんなレポートが見つかります。ご参考までに。
デンマークは現在FIFAランキング14位、日本は31位。人口は圧倒的に日本の方が上です。
こういった国々を真似るのではなく、日本独自で全員出場での選手育成を本気で考えないといけません。
全員出場が当たり前になっている自分にとっては、本当にわからないので、このしつもんを皆さんに。
どうしたら、全員出場できますか?
では、また。
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