隣に甥が一週間休暇を取り遊びに来ているので義妹とともにお昼に招待しました。野菜がたくさんの献立にしました。
まずはオードヴルに自家製の鱈子で作ったタラマ(国によって呼び方が異なりタラモサラダとも言うよう)、マッシュルームのギリシャ風、そして先日作って残っていた即席タブレをセロリと春の柔らかい人参のスティックを添えました。
タラマ
白く仕上がりましたが
これはフランスお料理コンテストのトップシェフの審査員のJean-François Piège ジャンーフランソワ ピエージュのレシピを参考にしました。
普通のタラマの作り方と異なりマスカポーネが入っており大蒜は入らず。上品な味です。此処に彼が説明しながら作るビデオが入っています。
材料
*魚の卵 生たらこをご使用になったらよいかと 100g
*レモン汁 20g
*マスカポーネ 75g
*生クリーム 10cl
*食パン 60g
*タバスコ 少々
作り方
1 パンを細かく切り生クリーム少々と焦がさないように火にかける。
2 魚の卵を(生のまま)入れて静かに温める。
3 残り生クリームを加え火から卸しミキサーにかける。最初は弱めにだんだん強く。
4 マスカポーネを少しずつ加え 胡椒、タバスコで味を整える。
5 裏漉しにかけて残っていた皮などを除く。
かなり白い仕上がりになったのは
1 食パンがなくバゲットの中の白い部分を使って作ったら固めになり生クリームとマスカポーネの量を多くしたためです。
2 前述したように鱈子は焼いてあるので生の鱈子に比べると同じ重量では多すぎたのだったと思います。
もっと薄っすらピンク色のほうがタラマらしいのですがでも添加物は入っていませんので(市販のもの卵白を入れてごまかし着色剤を入れて色付けたものが沢山あります)ビデオの中でもシェフはレモン汁を加えると即白く仕上がり自然な味に仕上がると語っています。
横着せずに食パンを購入すれべきでした。でも我が家では食パン(フランスの食パンは美味しくないです、それに小さなパッケージのものは見つかりません)食べないので余ったらどうしようとおもったので。
このタラマ パンに塗って またはセロリやキュウリなどのお野菜と食べても美味しいです。
鱈子
とても大きな鱈の卵を見つけました。一対で600g位ありました。
本当を言うとこの地方の名産のプタルグ(日本ではボッタルガというようですね)にしようと思いその作り方で作ったのです。
鱈子の作り方と異なるのは3日間 塩を3等分にして 毎日両面に新しく塩を振り 斜めに立てた2枚のまな板の間で重石をして水を切りながら塩漬け、または下にクッキングペーパーを敷きその上に卵を載せ重石をしペーパーを変えながら水切りをしながらの方法とあります。
その後風通しの良いところで3日間乾かし最後に保存のために蠟をかけます。
初めはまな板の方法で始めたのですが冷蔵庫に入れるため2番目の方法に変えました。
あまり血筋はついてなかったのですがそれでも気になり針を使って格闘しましたが何しろ皮が薄くて全部崩れてしまいそう。皮が破れてしまったら塩漬けはできないし。
考えて残っている血筋に沿ってぽつぽつ穴をあけて水に一夜さらしで血抜きをしたらと思って試してみました。
重石が足らなかったのか(かなりかけたつもりなのですが)あまりペタンとせず中がかなり生な感じです。
乾かしているとき(冷蔵庫で乾燥させるというレシピもあったのでそのように)なんとなく心配になり出来上がった時点で傷んでしまうと嫌なので即焼いてしまいました。
食べたらあまり塩辛くなくて美味しかったです。きっと塩も足りなかったのかもしれません。(苦笑)
量が多かったので半分はスライスして冷凍も。解凍したものも美味しくいただけます。
また大きな卵を見つけたら再び挑戦してみます。
マッシュルームのギリシア風
以前ポールボキューズ氏のレシピで作ったもの此処でご紹介してあるのですが今日は全然異なるトマト入りです。
今日はトマトピュレーを切らしてとっさに夏トマトの美味しい時期にトマトソースを仕込んでおいた保存瓶をあけて即興に作ったので レシピは 次回にちゃんと作ったときご紹介することに致します。
マッシュルームのオーヴン焼き
マッシュルームの特売で沢山買ったのです。小さめのものはギリシャ風に大きなものはこのように。
軸をとって 色が変わらないようにレモン汁をかけ、軽く塩、胡椒します。
中にモザレラチーズを詰め プロヴァンスハーブを振り パプリカ焼いて皮を剥いたものの微塵切り(冷蔵庫に昨日使った残りがありました) に黒オリーブを載せ上からほんの軽くオリーヴオイルを振り200度に温めて置いたオーヴンでさっと焼いたものです。リコッタチーズでもどうかな?
あまり塩味のない柔らかい味のチーズと合いそうな気がするのですが。
これも突然思いついて作ったのですが簡単で美味しいです。
タブレ
これは先日のものがまだあったので。義妹タブレ好きなので出しました。タブレは寝かせると味がなじんで美味しくなるので多めに作り何回か繰り返していただけます。
この後メイン デサートが続くのですが長くなってきてご覧になっている方々お疲れになってきたと思いますので(書く私も疲れてきました。笑)明日にでもご紹介いたします。
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