前回のお食事のメイン、と言っても軽食なのですがポワロー、マッシュルーム、鱒をグラブラックスで〆たものを重ねミニパイを作りました。
野菜を丁寧に調理しておけば簡単にできるし お洒落で美味しいものです。
前日に冷蔵庫整理をしながらポロ葱とマッシュルームの下準備をしておきました。これは量のある時炒めて味付けをしておけば色々料理の活用になるからです。
今度フランス的常備菜というタイトルで書きたいほどいつもちょこちょこ仕込んでいます。
そんなに台所にたっているわけではないのですけれどね。無駄になりそうものがあると即お料理に使えるような状態に仕込んでしまう性格なのです。
これは我が家主人と二人生活といっても娘達や家族の滞在嬉しいことに多くその際には半お料理した即使える素材はとっても便利重宝するので習慣になりました。
我が家は野菜料理が多いです。野菜の下ごしらえは結構時間がかかります。(私にとっては)仕上げにかかる時間より細かい作業の多いこともありますし。
長引きました。レシピに入ります。上述のように作り置いたもの使用なのでレシピ書いてみますが絶対量ではないのでご調節ください。
材料
ミニパイ 4つ分
*パットフイイテ 4枚 15cm位の角のもの市販されています
*ポロ葱 白い部分20cm 程のもの 2本
大蒜 1片 微塵切り
バター
チキンブイヨン
白ワイン
タイム
塩、胡椒
*マッシュルーム 200g位
エシャロット、大蒜、各1の微塵切り
オリーヴオイル
白ワイン
チキンブイヨン
パセリ
レモン汁
ディル
*鱒をグラヴラックスで〆たもの スモークサーモンや鱒でも その4切れ分ほどの量
*マスカポーネ、またはリコッタチーズ
*生クリーム
作り方
1 パットフイイテは私は薄目なほうが好みなのでローラーを使って薄く延ばす。フォークでぽつぽつ穴をあける。
2 ポロ葱は薄く輪切り大蒜と共にバターでゆっくり炒め白ワインとチキンブイヨンをひたひたに入れタイムを入れ塩 胡椒しんなり甘さが出るまで汁が無くなるまで焦がさないように煮詰める。
3 マッシュルームは小さく切りオリーブオイルでエシャロット、大蒜とともに炒め白ウィン、チキンブイヨン、レモン汁をやはりひたひたになるように入れて煮詰め最後にディルとパセリのみじん切りを加える。
4 冷えた2に生クリーム大ほど加えて混ぜる。
5 1に 4 の 4等分を載せ3の4等分をその上に、鱒の切り身を1cm角に切ったものをその上に。
最後にマスカポーネチーズ(2回作ったのでこの写真はリコッタチーズです)をのせ4隅を折り紙のように合わせ4角に成形する。
指でぎゅうぎゅうつまんでくっつくように。真ん中は空気口になるように開けておきます。
6 表面に卵黄を塗る。
7 180度に温めて置いたオーブンで20-30分ほどきれいな焼き目がつくまで焼きます。
本当は甥のことを考えて(26歳の190cmほどもあるすらっとしたチャーミングな甥です)大きな切り身を入れたパイをと思ったのですが義妹は好みでないと思い止めました。
でもこのミニパイ 野菜の層に薄っすらグラブラックス燻製のお魚の味が加わり、上品で美味しいです。
カフェ リエジョワ café liégois
この日はこれといったデサートのアイデアがなく困っていました。朝遅く起きたので昼食までにはあまり時間がありません。
簡単な林檎のタルト?でもパイ皮のお料理の後では どうだろう。
フルーツサラダ?
一寸芸がないな。等々。
先日私の89歳になる隣町 ロッシュフォールに住む 私のフランスの母のように思っているお友達を誘い河瀬監督 樹木希林さん 永瀬正敏さん主演のの日本映画 あん を見に行きました。とっても日本感性の感動深い映画でした。 色々なシーンで言葉の重みに涙が。日本語を耳にするのは嬉しいものです。日本語のテキスト読んでみたいなと思いました。
誘う前にテーマがテーマで誘うの迷ったのですが彼女は日本好きそして個性の強い人この映画喜んでくれました。
そのあと ロッシュフォールの恋人たちの舞台になった広場のカフェでいつものように 昼食。 デサートに コーヒー大嫌いな彼女がいつも注文するのはカフェ リエジョワ。その話を主人としていたらそれにしようよ、とたいそう乗り気。アイスクリーム大好きな主人です。
義妹はアイスクリームは避けているよ といってもサプライズで出せば というので。
OK
濃い目のコーヒーを沸かし冷めてから冷凍庫に。
ミキサーで粉砕グラニテを作り上に市販のコーヒーのアイスクリーム。(ヴァニラアイスを半分入言っている場合もあります)後は冷たく冷やして置いた生クリームにほんの少しの粉砂糖とバニラエッセンスを加えシャンティにしたものを載せます。(シャンティはカフェで食べるものよりは少なめです。)
本当はシガレットリュースというビスケットを載せるのですが私は好みでないのでガボットという市販のビスケットに替えました。
サプライズは成功。
市販のアイスクリームにちょっと手を加えて とても楽です。
ところでこのデサートの由来なのですが、1914年-18年の第一次世界大戦の際中立を保っていたベルギーにもかかわらずドイツ軍の侵入、フランス語圏のリエージュは後にフランスからレジオンドーヌル勲章を授かったほどのレジスタンス活動が見られました。
全然レシピは異なるのですが カフェ ヴィエノワ(ウインナーコーヒー)に対抗するようなこのレシピを作ったようです。シャンティを入れた外観が似ていますよね。
鰈の麒麟蒸しの記事では逸話を書かなくて失礼しました。というわけで ご参考までに。
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