日曜日には村の小さな市場で牡蠣を求める人が多いです。日曜日には牡蠣のオードヴルと皆考えているよう。牡蠣の養殖で有名な土地です。私はその習慣はないけれどこのところとっても牡蠣フライが食べたいと思っていました。牡蠣フライには大きな養殖ではない岩牡蠣ではなくては。これはとっても開くの難しいです。でも食べたさには勝てずに作りました。
牡蠣フライ用は生で開きました。6個は(この日は義妹と3人) オーブンで開いてその汁を利用して茶碗蒸しに。
牡蠣と舞茸の茶碗蒸し
先日とって置いた舞茸と湯がいたホウレンソウを入れました。
作り始めた時には牡蠣の汁に白ワインを合わせ ロブション氏の良く作る洋風仕立ての茶碗蒸しにしようと思ったのですが気が変わって日本風にしました。
洋風にと思ってわざと洋風ボールに入れて作ったのですが。苦笑
牡蠣の汁からお出しが出てとっても美味しかったです。
牡蠣フライ
凄く食べたいものだったのでとても美味しかったです。牡蠣開くの大変だったけれど甲斐がありました。大きな牡蠣で一つだけでも形つきましたし。
自家製アイオリソースとマッシュのサラダ添え。
茄子の柳川仕立て
この写真卵が煮え切っていないのお分かりになると思います。
何故でしょう?
電話が鳴ったのです。長女が孫のMちゃん(19か月)がばーばとお話ししたいんだって。とにかくまず火から卸し 手元にあった写真機で一枚写真 蓋をして電話機に飛びつきました。
孫には弱いです。ばーば、ばーばといろいろなイントネーションで話しかけてきます。(ばばーではないですよ)ママ、パパに続いて3番目にこの言葉覚えてもらいました。フランスではおばあちゃんのことはマミーというのですが私は初めからおばあちゃん,ばーばとよんでねと言っていたのです。
娘は完全な日本語でないけれど日常日本語で話しかけています。私には日本語でのみで会話をしてと娘からきつく言われています。周りは皆フランス語。どのようになるのかと見守っているのですが小さな頭の中で色々消化しているよう。何語か判らないけれど色々お喋りしてきます。
というわけで食べるときには冷めてしまったしちょっと卵固まってしまったので写真撮り直ししませんでした。
お料理に戻ります。
このお料理 辻嘉一さんの本より。
柳川というともちろん牛蒡なのですがもちろん手に入りません。でも菊芋で作ったら絶対に美味しいと思っていたので試してみようと前々から思っていました。
美味しかったです。
辻さんのお料理は材料の分量は書いてありません。詩情豊かな芸術家です。このくらいの量で作ってみました。
材料 3人分
*菊芋 400g位
*茄子 フランスのものは大きいので 1個
*卵 2-3個
作り方
1 菊芋はビオのものなので皮を擦りよく洗ってから皮つきのままでピーラーでささがき風にして置く。水にさっとさらしでも牛蒡のようにあく抜きしなくても大丈夫です。
2 茄子は縦半分にして熱湯に皮を下にして入れ落し蓋をして茄子の全体が熱湯の中に入るようにして茹でる。茄子が浮いているとその部分は茶色に変色してしまいます。
3 柔らかくなった茄子をまな板の上に皮を上に並べもう一枚のまな板を載せ茄子の厚みが半分になるまで水切りをする。
4 適当な大きさにさき ささがき菊芋の上に並べる。
5 だし汁に醤油 味醂を加え味付け4 にひたひたより少なめの感で入れる。ぐつぐつと汁が茄子に載ったと思えるときに荒溶きの卵をの の字にかけ半熟状体で火から卸し食卓に。
山椒をかけてということでした。ないので生姜の千切り入れました。
大名人のお料理は一度だけでは上手には作れません。それも材料が異なるし。でも菊芋は牛蒡のような個性はないけれどこのお料理にピッタリです。菊芋が多めのほうが美味しいと思いました。牛蒡の手に入らない外地在住の方いかがでしょうか?
そのうちに作り直してみます。
今日のお料理はタイミングが微妙なものばかりで献立の立て方がよくなかったと思いました。でもフランス式は一度に全部は並べないで 茶碗蒸しに始まり一つ一つ。お料理の間があいてもその間皆でお喋りちっともとがめられずかえってその方が余裕があってと喜ばれるのでは急がずに時間を空けてサーヴィスしています。
途中 雑談が入り失礼致しました。
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