これまでも、ちょくちょくモノを減らしたメリットなどを綴っていましたが、今回は家具とインテリアを処分した効果について、綴っていきます。
掃除が楽になるのは当たり前?
まあ、余計な家具とインテリアがなくなり、床面積が広くなり、家具によってできる凸凹も床からなくなるので、当然掃除が楽になります。
壁に沿って掃除機をかけられる楽さは、もうやめられません(笑)
お掃除シートも、まっすぐに滑らせることができるので、掃除をした実感が湧きやすいです。
以前は、家具と床の境目などに小さなごみや髪の毛が入り込んでいると、つまようじや割り箸を使って汚れを書き出していましたが、今はそんな面倒なことはごくわずかにしか発生しません。
本当に、家具やインテリアが少ないと掃除が楽なのですが、このことは大体の人は想像がつくことだと思われます。
しかし、楽だと頭ではわかっているけれど、気持ちの上でなかなかモノを減らせないのが人ですよね(苦笑)
ですから、掃除が楽になるよ、という部分はあまり強調する気がありません(苦笑)
学生時代のエピソードを、思い出しました。
当時、私の友人が一人暮らしをしていたのですが、基本的には汚部屋暮らしでした(苦笑)
たまに、誰かが泊まりに来るとか、遊びに来るといった日には、2部屋あるうちの1部屋にモノを押し込んで、もう1つの部屋で過ごして、そのままそこで一緒に寝る、という感じでした。
その際は、モノを押し込んでいる部屋は絶対に覗くな、と言われて
「鶴の恩返しかよ!」
と、毎回突っ込んでいましたね(笑)
その友人は、私の部屋に来ると、いつも私の部屋がきれいだと感心して帰っていくような人でした。
友人は、おそらく私が掃除好き、整理整頓好き、いつもきれいにしている人で、細かいところまできちんとしている、と思い込んでいたようですが、実際は全部逆です(笑)
それでも、さすがに友人のような汚部屋にはしたことがなかったので、友人の部屋へ行くたびに、掃除と片付けはするように言っていました。
その際に、へやをきれいにしておくと掃除が楽だよ、部屋がごちゃごちゃしてるから掃除が億劫になるんだよ、と何度も言っていたのですが、正直暖簾に腕押し糠に釘状態(苦笑)
本人も、片付けて整理整頓しておけば、掃除が楽になることぐらいは、想像ができるのですよね。
でも、やはりやる気が起きないし、なにかと理由をつけて片付けも整理整頓も後回しになっている状態でした。
つまり、いくら人から掃除が楽だというメリットを聞いても、心には響いていないってことになります。
ですから、家具やインテリアを減らしたところで、掃除が楽になりますよ、というメリットについては、強調をしたところで、あまり意味がないのかな、と思っています。
部屋を広く感じられる?
まあ、これもそこまで声高にアピールすることでもありません(笑)
家具やインテリアがなくなれば、当然フリースペースが広がりますから、部屋が一気に広く感じられるようになるのは、当たり前かな、と思います。
また、視覚的な部分でいうと、視界に入ってくるモノが少なければ少ないほど、脳に入ってくる情報が少なくて済むので、脳がリラックス状態になり、体感的には部屋の広さによる開放感だとか爽快感に繋がっているのだと思います。
実はもっと現実的な効果があります
掃除が楽、部屋が広く感じられる、ということについては、誰しもが想像できることだと思います。
しかし、私は家具やインテリアを処分して以降、ずっと実感している効果があり、それは実際に家具やインテリアを手放してはじめて感じる効果でもありました。
その効果とは、
埃が溜まりにくい
ということです。
これは、掃除が楽になって、こまめに掃除するようになったからでしょ?と思われるかもしれませんが、たしかにそういう側面もあります。
しかし、私が実感しているのは、そういうことではなく、家具やインテリアがなくなってから、部屋の隅に溜まる埃も断然少なくなった、という喜ばしい事実なのです。
では、何故埃が少なくなったのか、それをきちんと考えて今後の生活で意識していきたいと思い、じっくり考察してみたのですが、案外簡単な結論に達しました。
その結論とは、家具やインテリアに溜まる埃と、床に溜まる埃のダブル埃がなくなったからだ、ということでした。
何言ってるの?と思われるかもしれないので、もう少し詳しく説明しますと、家具やインテリアって、自分が思っている以上に、埃が溜まる場所が多いのですよね。
例えば、食器棚の扉に施されている彫刻などの溝や出っ張り、家具の一番上、扉の隙間などに溜まっていく埃。
1ヶ所に溜まる埃は、大した量ではありませんが、それらすべてを1ヶ所に集めたら、結構な埃の量になります。
加えて、食器棚の4面(前、左面、右面、後)にもびっしり埃が吸いつきますから、食器棚がなければ床に溜まるだけの埃も、食器棚があるというだけで、明らかに床面積以上の箇所に埃が溜まります。
ということは、床に落ちた埃と食器棚全体に溜まった埃のダブルで溜まっていっているのだ、と気がつきました。
家具がなければ、床の面積分だけの埃で済むのに、家具の埃も一緒に掃除するとなると、それは時間がかかっても仕方がないですよね。
家具で隠れている部分には、埃が溜まらないからいいではないか、と思われるかもしれませんが、家具の全面の面積を平面にしたら、明らかに家具の下になっている床面積よりも広いですからね。
埃が余計に溜まるのにも、合点がいきます。
家具の裏側に綿埃が溜まってしまうのも、狭い場所だから軽い埃やごみが入り込みやすいということの他に、家具そのものに溜まった埃が追加されて、ますますひどくなっているのでしょう。
しかし、家具がなければ、そのようにダブルで埃が溜まることはありません。
家具がなくなって、掃除が楽に感じられるのは、埃そのものが減ったからなのですね。
家具やインテリアが少なければ、掃除の動線が確保されて楽になるのですが、本当に楽になっているのは、埃が少なくなって掃除機やワイパーがけをする時間が短くなっているからなのだな、と実感しています。
埃が溜まりにくいことで起きること
埃が溜まりにくくなると、明らかな影響が出てくるのが体調です。
特に、ハウスダストによるくしゃみや鼻水や咳が、断然少なくなりました。
私は、もともとそんなにくしゃみをする方ではないのですが、私の両親はしょっちゅうくしゃみや咳をしていました。
今でも、母はくしゃみと咳をよくしますが、頻度でいうと、家具がたくさんあったころに比べてかなり減っています。
逆に、くしゃみと咳の頻度が増えてきたら、埃が溜まってきた証拠なのですが、家具がない分すぐに掃除機を出せるので、すぐに解決できます(笑)
また、実質的な節約にも役立っていると思います。
というのも、埃が少なくなったことで、クイック〇ワイパーや粘着式カーペットクリーナーのシートを交換する頻度が少なくなり、ストックの減りが遅くなったからです。
1パックを使い切るまでの日数が長ければ、当然買い足す日も先延ばしにできますからね。
ほんの少しかもしれませんが、トータルで数十枚くらいは節約できているはずです(笑)
埃が溜まらないということは、掃除が楽になり、さらに節約もできているかもしれないということ。
埃を溜めないためにも、余計な家具やインテリアは、なるべく手放して、買い足すこともやめた方がいいですよね。
家具やインテリアを処分すると、芋づる式にいいことがくっついてくるので、その付加部分をうまくプレゼンできれば、掃除や片付けや整理整頓が苦手な人の心にも、何か響くことが1つくらいはあるのかもしれないですね。
整理収納アドバイザーは、そういう部分をもっと詳しく勉強しておられる方たちなのかな、と思います。
本日は、家具やインテリアを処分した効果について、ダラダラと綴りました。
他にも、模様替えしやすいだとか、家具のリメイクがしやすいだとか、新しい家具に買い替えるときに、掃除と片付けをするために配達日を少し先にしてもらう必要がないだとか、メリットはたくさんあります。
今、なんとなく家具の処分に迷っている人がいたら、どのようなメリットがあるか、家具を持ち続けるよりもいいことはあるか、を考えるのも、決断をするひとつの要素になると思うので、是非考える時間を作ってほしいです。
掃除が楽になるのは当たり前?
まあ、余計な家具とインテリアがなくなり、床面積が広くなり、家具によってできる凸凹も床からなくなるので、当然掃除が楽になります。
壁に沿って掃除機をかけられる楽さは、もうやめられません(笑)
お掃除シートも、まっすぐに滑らせることができるので、掃除をした実感が湧きやすいです。
以前は、家具と床の境目などに小さなごみや髪の毛が入り込んでいると、つまようじや割り箸を使って汚れを書き出していましたが、今はそんな面倒なことはごくわずかにしか発生しません。
本当に、家具やインテリアが少ないと掃除が楽なのですが、このことは大体の人は想像がつくことだと思われます。
しかし、楽だと頭ではわかっているけれど、気持ちの上でなかなかモノを減らせないのが人ですよね(苦笑)
ですから、掃除が楽になるよ、という部分はあまり強調する気がありません(苦笑)
学生時代のエピソードを、思い出しました。
当時、私の友人が一人暮らしをしていたのですが、基本的には汚部屋暮らしでした(苦笑)
たまに、誰かが泊まりに来るとか、遊びに来るといった日には、2部屋あるうちの1部屋にモノを押し込んで、もう1つの部屋で過ごして、そのままそこで一緒に寝る、という感じでした。
その際は、モノを押し込んでいる部屋は絶対に覗くな、と言われて
「鶴の恩返しかよ!」
と、毎回突っ込んでいましたね(笑)
その友人は、私の部屋に来ると、いつも私の部屋がきれいだと感心して帰っていくような人でした。
友人は、おそらく私が掃除好き、整理整頓好き、いつもきれいにしている人で、細かいところまできちんとしている、と思い込んでいたようですが、実際は全部逆です(笑)
それでも、さすがに友人のような汚部屋にはしたことがなかったので、友人の部屋へ行くたびに、掃除と片付けはするように言っていました。
その際に、へやをきれいにしておくと掃除が楽だよ、部屋がごちゃごちゃしてるから掃除が億劫になるんだよ、と何度も言っていたのですが、正直暖簾に腕押し糠に釘状態(苦笑)
本人も、片付けて整理整頓しておけば、掃除が楽になることぐらいは、想像ができるのですよね。
でも、やはりやる気が起きないし、なにかと理由をつけて片付けも整理整頓も後回しになっている状態でした。
つまり、いくら人から掃除が楽だというメリットを聞いても、心には響いていないってことになります。
ですから、家具やインテリアを減らしたところで、掃除が楽になりますよ、というメリットについては、強調をしたところで、あまり意味がないのかな、と思っています。
部屋を広く感じられる?
まあ、これもそこまで声高にアピールすることでもありません(笑)
家具やインテリアがなくなれば、当然フリースペースが広がりますから、部屋が一気に広く感じられるようになるのは、当たり前かな、と思います。
また、視覚的な部分でいうと、視界に入ってくるモノが少なければ少ないほど、脳に入ってくる情報が少なくて済むので、脳がリラックス状態になり、体感的には部屋の広さによる開放感だとか爽快感に繋がっているのだと思います。
実はもっと現実的な効果があります
掃除が楽、部屋が広く感じられる、ということについては、誰しもが想像できることだと思います。
しかし、私は家具やインテリアを処分して以降、ずっと実感している効果があり、それは実際に家具やインテリアを手放してはじめて感じる効果でもありました。
その効果とは、
埃が溜まりにくい
ということです。
これは、掃除が楽になって、こまめに掃除するようになったからでしょ?と思われるかもしれませんが、たしかにそういう側面もあります。
しかし、私が実感しているのは、そういうことではなく、家具やインテリアがなくなってから、部屋の隅に溜まる埃も断然少なくなった、という喜ばしい事実なのです。
では、何故埃が少なくなったのか、それをきちんと考えて今後の生活で意識していきたいと思い、じっくり考察してみたのですが、案外簡単な結論に達しました。
その結論とは、家具やインテリアに溜まる埃と、床に溜まる埃のダブル埃がなくなったからだ、ということでした。
何言ってるの?と思われるかもしれないので、もう少し詳しく説明しますと、家具やインテリアって、自分が思っている以上に、埃が溜まる場所が多いのですよね。
例えば、食器棚の扉に施されている彫刻などの溝や出っ張り、家具の一番上、扉の隙間などに溜まっていく埃。
1ヶ所に溜まる埃は、大した量ではありませんが、それらすべてを1ヶ所に集めたら、結構な埃の量になります。
加えて、食器棚の4面(前、左面、右面、後)にもびっしり埃が吸いつきますから、食器棚がなければ床に溜まるだけの埃も、食器棚があるというだけで、明らかに床面積以上の箇所に埃が溜まります。
ということは、床に落ちた埃と食器棚全体に溜まった埃のダブルで溜まっていっているのだ、と気がつきました。
家具がなければ、床の面積分だけの埃で済むのに、家具の埃も一緒に掃除するとなると、それは時間がかかっても仕方がないですよね。
家具で隠れている部分には、埃が溜まらないからいいではないか、と思われるかもしれませんが、家具の全面の面積を平面にしたら、明らかに家具の下になっている床面積よりも広いですからね。
埃が余計に溜まるのにも、合点がいきます。
家具の裏側に綿埃が溜まってしまうのも、狭い場所だから軽い埃やごみが入り込みやすいということの他に、家具そのものに溜まった埃が追加されて、ますますひどくなっているのでしょう。
しかし、家具がなければ、そのようにダブルで埃が溜まることはありません。
家具がなくなって、掃除が楽に感じられるのは、埃そのものが減ったからなのですね。
家具やインテリアが少なければ、掃除の動線が確保されて楽になるのですが、本当に楽になっているのは、埃が少なくなって掃除機やワイパーがけをする時間が短くなっているからなのだな、と実感しています。
埃が溜まりにくいことで起きること
埃が溜まりにくくなると、明らかな影響が出てくるのが体調です。
特に、ハウスダストによるくしゃみや鼻水や咳が、断然少なくなりました。
私は、もともとそんなにくしゃみをする方ではないのですが、私の両親はしょっちゅうくしゃみや咳をしていました。
今でも、母はくしゃみと咳をよくしますが、頻度でいうと、家具がたくさんあったころに比べてかなり減っています。
逆に、くしゃみと咳の頻度が増えてきたら、埃が溜まってきた証拠なのですが、家具がない分すぐに掃除機を出せるので、すぐに解決できます(笑)
また、実質的な節約にも役立っていると思います。
というのも、埃が少なくなったことで、クイック〇ワイパーや粘着式カーペットクリーナーのシートを交換する頻度が少なくなり、ストックの減りが遅くなったからです。
1パックを使い切るまでの日数が長ければ、当然買い足す日も先延ばしにできますからね。
ほんの少しかもしれませんが、トータルで数十枚くらいは節約できているはずです(笑)
埃が溜まらないということは、掃除が楽になり、さらに節約もできているかもしれないということ。
埃を溜めないためにも、余計な家具やインテリアは、なるべく手放して、買い足すこともやめた方がいいですよね。
家具やインテリアを処分すると、芋づる式にいいことがくっついてくるので、その付加部分をうまくプレゼンできれば、掃除や片付けや整理整頓が苦手な人の心にも、何か響くことが1つくらいはあるのかもしれないですね。
整理収納アドバイザーは、そういう部分をもっと詳しく勉強しておられる方たちなのかな、と思います。
本日は、家具やインテリアを処分した効果について、ダラダラと綴りました。
他にも、模様替えしやすいだとか、家具のリメイクがしやすいだとか、新しい家具に買い替えるときに、掃除と片付けをするために配達日を少し先にしてもらう必要がないだとか、メリットはたくさんあります。
今、なんとなく家具の処分に迷っている人がいたら、どのようなメリットがあるか、家具を持ち続けるよりもいいことはあるか、を考えるのも、決断をするひとつの要素になると思うので、是非考える時間を作ってほしいです。