マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

自分で決めたことに振り回される話

2020-09-17 | 日々の暮らし
日々暮らしていると、自分で「こうしたら、いいんじゃないか」「ああしたら、もっと効率的に動けるのではないか」といろいろ考えて、工夫して(るつもりで)、なんとなくルールを決めてルーティン化していることが、結構あります。
しかし、時々その自分で決めたルールややり方が、実は窮屈で面倒くさいことだった、ということも割と多いです。
本日は、ちょっとざっくりとそんな話を綴ります。

文房具の取り出しが面倒くさい
今、自室のデスク周りには引き出しや棚などの収納がありません。
したがって、文房具類を使う際は、都度椅子から立ち上がって取りに行くような動線になっています。
ここ数年、パソコンで管理することも多くなったので、紙類に何かを書いて保存しておく、ということが少なくはなってきましたが、週に何度かは必要になります。

現状、クローゼットに無印良品の引き出し収納が4段入っていて、以前は衣類を含めた布モノを入れていたのですが、今は衣類を整理したので、引き出しに入れる布モノは靴下と下着とエプロンのみ。
それも、1段あれば十分なので、残りの3段に文房具類と医薬品と衛生用品(包帯や絆創膏など)、そしてその他の雑貨を収納しています。

文房具は、年に数回しか使わないモノから、頻繁に使うモノまで全て1ヶ所に入れているのですが、自分でもよく使うと自覚しているのが、ハサミとノリです。
この2つが必要になったときに、椅子から立ち上がってクローゼットまで行き、扉を開けて引き出しを引いて、中からハサミやノリを出す、というアクションの多さに、たまにウンザリしてしまうのですね(苦笑)
なんとか、もっと少ないアクションで出せるように収納したいのですが、ノーアイデアのまま過ごしています。

デスク周りには何も置かない、と決めている関係上、どうしてもデスクから離れた場所に文房具を置くことになるので、何を優先すべきかで、とても悩ましいです。

浴室の掃除が面倒くさい
浴室に関しては、入浴したりシャワーを浴びた直後に掃除をしてから、上がっています。
理由は、浴室が温まっている状態の方が汚れを落としやすいことと、時間が経つと案外石鹸カスなどの汚れがこびり付きやすいと感じているからです。
また、翌日に掃除をすると、一日に2度浴室を濡らすことになるので、カビが心配です。
マンションの部屋の配置上、浴室に窓がないので、どうしてもカビが気になります。
風通しが悪いので、浴室を濡らすのは入浴の時間(掃除時間まで含めて)に1度だけにしたいのです。

ところが、これが1日の疲れが溜まっていると、かなりしんどい(苦笑)
やめりゃあいいだろうに、と自分自身に心の中で言うこともあるのですが、清潔に保ちたい気持ちが勝るのでやり方を変えずにいます。
ですから、極力浴室掃除の工程を簡略化しているのですが、それでもたまにお湯をザっと流しただけで終える日もあったりします。
自分の性格が原因で、今のやり方になっているのですが、変えた方がいいのかと思うこともあります。

食事の支度は毎日が試行錯誤
料理をただ作るだけであれば、なにも悩む必要はないのですが、母の偏食具合を考慮し、使う具材に頭を悩ませ、母の食欲が毎不安定(たくさん食べるときと、ほとんど口にしないときがあります)なので、手作りするおかずの分量が予測できずに、しょっちゅう食品ロスを生み出してしまいます。

最近では、母があまり食べなかったおかずや具材を頭に入れておいて、それを使った料理はあまり出さないようにはしているのですが、そうすると非常に食生活が偏ります。
しかし、アンバランスな食事を摂るわけにもいかず、しかも私はお肉大好き人間なので、自分の食事も満足させたいがために、スーパーへ行くたびに悩んで考えて、結局小さなスーパーに1時間くらいいることもあります。

はっきり言って、買い物の効率がめちゃくちゃ悪いです(苦笑)
なんとか、もっと効率的に買い物をしたいのですが、仕方がないので食事の支度時間を短縮できる方法を、毎日考えながら試しています。
しかし、ベストな方法はいまだに見つかりません。
母の健康を無視すれば、もう少し何とかなるのですが、そうもいかないので、前日に考えたルーティンや方法は翌日には変更を余儀なくされることも多いです。

洗濯干しは部屋干しが基本だが
ベランダに洗濯物を干すと、微妙に臭くなっているので(車の排気などによる埃が付いているからだと思っています)、私は基本的に部屋干しをしています。
部屋干しそのものは、干す場所が室外から室内になっただけなのでいいのですが、問題は洗濯物が乾き切らないときがあることです。
その場合、当然乾くまでは収納できないので、次の洗濯をするタイミングが半日から1日くらいズレることもしばしば。
干す際は、使った洗濯ネットも一緒に干しているので、次の洗濯をする際にネットが足りなくなっていたりもします。
ネットをたくさん買えば即解決ですが、洗濯ネットをたくさん持っておきたくないので、買い足す気はありません。
また、室内用の物干しがそんなに大容量の洗濯物を干せないので、前回の洗濯物を片付けないと、次の洗濯物が干せないか、ぎゅうぎゅうに干すことになります。

今のところ、天気に関係なく室内干しをするようにしていますが、匂いを気にせずベランダに干した方がいいだろうか、とたまに考えてしまうので、これも悩ましいところです。

せっかく決めても自分が辛いならやめた方がいいのかも
自分で決めたことは、最後まで責任をもってやり遂げることが大事なのかもしれませんが、それはきっと人生の転機や、自分の今後を左右するような出来事に対しての行動にだけ、当てはめて考えたらいいのだろうな、とは思っています。
しかし、自分で決めたルールやルーティンをあっさり変えてしまうのは、なんだか格好が悪いような、根性のない自分を見るようでいやなような、いろんな感情が少しずつ湧いてしまいがちです。
そして、やり始めたら慣れるまでは続けようとも思っているので、結果的に手間が増えているかもしれないとか、自分に合わない方法かもしれないという思考にならないのですよね。

こういうことって、職場で新しい業務に着手するときなどにも起こるのですが、自分がモヤモヤした状態のまま続けると、必ず早々に失敗をしたり、やり直しを何度もする羽目になります。
だから、気が付いたらすぐに修正できたらいいのですけれど、始めてしまうと結果を求めすぎて、途中経過がおかしいことに気が付かなかったりします。

もっと、冷静に自分の行動を見ることができたらいいのですが、結構難しいなと感じているところです。


自分でいつの間にか決めてしまったルールやルーティンは、探してみると結構たくさんあります。
それで満足できて、長く続けばいいのですが、途中で「あれ、何か違う」となると、途端に暮らし難くなるし、自分で決めたにも関わらず、それらのことがストレスになったりするので、快適に暮らすことって、実はかなり難しいことなのかもしれないな、などと思っています。
その難しさを超えると、毎日が楽しくなってくるのかもしれませんね。