マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

毎日の食事作りルーティン変更に悩んでいる話

2020-09-27 | 日々の暮らし
今、私の頭の中で、もっと振り切ったやり方でもいいのではなかろうか?と悩んでいるのが、食事作り。
今後、いろいろな事も想定しながら、ルーティンの変更を実行したいと思っています。

食事作りの思い込み
私の人生の5分の2は、昭和時代に形成されています。
いまどきの若い方たちからしたら「老害」と言われるような行動や思考を、身体に叩き込まれた世代です(苦笑)
例えば、技術や作業手順は見て学べ(盗め)とか、無意味なルールを部下に押し付けたりとか、若い世代の人が何か失敗や失敬な事をしようものなら「私たちの時代は、こうだったんだ。あなたたちは、甘えている」とか(笑)
まあ、そんな世代の私も「なんじゃ、そりゃ」と思うので、老害の言うことの半分以上は、同世代の大人でも反発心を抱いているということだけは、確かです(笑)

話が逸れましたが、食事作りに関しても、戦中生まれのTHE昭和な両親から育てられた世代ですので、基本的には素材から料理するのが当たり前で、私が大好きな手抜き材料(半調理済みや調理済み食材)も、最小限しか使わないことが、なんとなく身に付いてしまっています。
だからなのか、カット野菜や乾燥野菜や冷凍食品で、すべての調理を済ませてしまうことが、なんとなくできないでいて、ついつい、食材を洗って切って、火を通して味付けして、時間をかけて料理を手作りしてしまいます。
今週も、ついついジャガイモやサトイモを1袋購入してしまい、カレーや煮物を作りましたが、残りを消費することを考えると、憂鬱です(苦笑)

生の食材から作るのは、とにかく時間がかかります。
大して料理が上手でもない私が、時間をかけて1から手作りしたところで、食べる人は私と母だけ。
そして、母は偏食が激しい人なので、時間と手間をかけた食事でも、気に入らない料理だったらたくさん残してしまうため、手作りしたこと自体を後悔することもしょっちゅうです。
そして、食事の準備中に考えることは、もっと短い時間でサクッと食事を作りたい、ということばかりです。
そろそろ、思い切って生の食材から料理を作るのをやめてみるのも、いいかもしれないと考え始めています。

コストパフォーマンスは考えない
今、具体的に考えているのは、多少食費が跳ね上がってもいいから、野菜はカット済みや半調理済み(加熱済みや冷凍)、そして乾燥野菜を組み合わせて調理すること。
料理の幅は狭くなるかもしれませんが、もともとレパートリーが少ないので、それでいいかと思っています。

また、缶詰やレトルトのように、調理済み食品もいろいろな種類を購入してみようと思っています。
今まで、缶詰はサバやイワシの青魚、コーン、ツナ、焼き鳥、トマトを中心に購入していました。
理由は、それらがよくセールされるからですが、これからはセールをめったにしない缶詰でも積極的に購入したいです。

それから、基本的に洋食的な料理は、冷凍やレトルトをフル活用。
市販だと、どうしてもチキンやポークやビーフのエキス入りが多いため、母は食べられないモノが多くなってしまいますが、私用に購入します(笑)
母は、洋食はあまり食べない感じがありますので(カレーとシチューは好きですが)、それこそ1から手作りしても残す確率が高いですから、作りたくありません。
私の分だけ手作りするのも、返って面倒くさいので、温めるだけの冷凍やレトルトの方が便利です。

そんな感じで、今後は野菜のセールなどでは購入しないようにして、ひたすら調理工程を省ける状態の食材を購入してみようと考えています。

ただし、1つ例外があります。
それは、キノコ類。
キノコ類は、準備段階もそんなに手間がかかりませんし、買ってきたらさっさとカットして冷凍しておけば、かなり重宝しますので、キノコ類だけはセールの日にまとめて買っておいてもいい食材として認識しています。

野菜の売り方のこと
日本の一般的なスーパーは、複数個が袋に入った野菜がメインで販売されていることが多いです。
しかし、2人家族な上に、1人は偏食が激しいこともあって、我が家では袋入りの野菜は食品ロスを生みやすいです。
ですから、できるだけ1個売りされていたり、小さくカットされている野菜を買いたいのですが、何故かそういった売り方が少ないため、買い物が難しいときがあります。

最近では、カットされた葉物野菜も増えて、袋からそのまま出して生野菜のサラダを作るのに便利であったりしますが、商品数が少ないと感じています。
以前旅行したハワイのスーパーでは、カット野菜を袋やパックに入れて売られている商品がたくさんありましたし(量もすごく多かったです)、カット野菜の量り売りコーナーもありました。
今は、もしかしたらその販売方法は中止されているかもしれませんが、基本的に好きな量を購入できるシステムは、私のような少人数家族や一人暮らしの人には、ありがたいと感じました。

野菜だけではなく、欧米ではナッツやシリアル、お菓子なども量り売りが多い印象ですが、効率的な売り方でもあるのかもしれませんね。
しかし、日本ではカット野菜の量り売りは、見たことがありません。
あるのかもしれませんが、私の生活圏内では見たことないですね。
衛生面での問題をクリアしなければならないのかもしれませんが、カット野菜の量り売りはスーパーで一般的になったらいいのにな、と思っています。

なぜ食事作りルーティンを変えたいのか
無職になって、毎日3回の食事の準備をするようになって、最初のうちは頑張ろうという気持ちもありましたが、完全家事手伝いになって2年が経過した今、はっきり言って食事作りがストレスになりつつあります。
また、自分が作った料理に飽きてきているのも、ストレスの原因のひとつです。
ですから、デリカテッセンや飲食店の持ち帰りは、結構頻繁に利用するようになりました。

作らずに済むならば、それが理想ですが、そういうわけにもいかないので、自分自身に対しての譲歩策が、カット野菜や半調理済み食材に完全に頼ることです。
ただ、サボりたいだけだろう、と思われる人も多いかと思いますが、はい、サボりたいです。
食事作りは、簡単ではないですから。

考えてもみてください。
店で食事をする場合、調理人が手間をかけて作ってくれたものが出てきますよね。
レストランチェーン店では、半調理済みの食材を使っているところもあるので、あまり時間がかからずに手の込んだ料理が出てきますが、それを1から作ることを考えると、とてつもない労力です。
料理が得意で大好きな人には、理解できないことだと思いますが、そこそこは作れるものの、料理はそんなに好きではないという人は、できれば料理は人の作ったモノが食べたいと思っている人が多いと思います。

日本は、家庭の食事を担っている場合は、1から手作りするのが大事だという思い込みが強いように感じますが、どうやって用意したか、ではなく、どのような料理を最終的に口にするか、が本質であり重要なのですよね。
そこを、どうしても調理工程にフォーカスしてしまうから、ああしなければいけない、こうしなければいけない、となって手作りが一番という思い込みを形成してしまうのでしょう。

たまに、愛情を感じなくなったパートナーに、犬用の缶詰に味付けをして食卓に出しているが、相手は気が付いていない、などという笑い話を目にすることがあります。
ここまではしなくとも、買ってきたデリカテッセンをきれいに皿に並べて、私が作りました、って顔をしていても、ほぼ気が付かないパートナーは、割と多いかもしれないですよね。

そのようなことを考えると、食事作りに力を注ぐよりも、最終的に何を口にするか、何を家族に食べさせたいか、を中心に考えて、工程を省いたり時短できる食材を選ぶことは、決して悪いことではないな、と思います。


なんやかんやで、今後は徹底的に時短と手抜きができる食事作りを目指していこうと思いますので、今ある生の食材を使い切ったら、カット野菜や半調理済み食材を中心にした食事作りにトライするつもりです。
今後、母の世話をする時間が増えてしまった場合でも、食事作りの手間を減らしておけば、少しは楽になると思うので、いろいろな時短で手抜きな料理を考えていこうと思います。