Living by Bay and Canal

登場人物:海くん(夫)、キリン改めタクミ(長男)、ちびちび改めてんちゃん(次男)、そして私(妻)。最近は、お弁当日記

誰のため

2013年10月16日 | キリン 改め たっくん日記
土曜日。キリンのピアノ教室がある日。

モーツアルトが6歳の時に作曲したメヌエットと、もう1曲6/8拍子の曲を練習している。

キリンは楽譜を読んで弾くことができるようになってきたのですが、テンポが一定にならない。
得意なところを速く弾いたり、のばすところが十分に伸ばしてなかったり。
指摘すると機嫌が悪くなる。

「ママが言うからやめた!」「もうやらない。」「ピアノ止める!」
こら!

「なんでてんちゃんはピアノしないのにキリンだけピアノやんなきゃいけないの?」
「キリンはちっちゃいころから頭が良くて、お歌も上手だったからだよ。何か得意なことがあるって良いことなんだよ。」
「上手にならなくていいやめる。」

第一ラウンド、ママの負け。

誰のために、新しいピアノ買ったの}」
・・・ママ
「そうじゃないでしょ。」
「ママのため。」

これには絶句。お説ごもっとも。
ピアノ習わせてるのもママだし。楽しいことがなければキリンの目的はない。第2ラウンドママの負け。

しかし・・・これで引き下がってはいかん!

キリンのお友達だってみんな何か習ってるでしょ。頑張ってるじゃん。」
みんなやってるから・・・って子どもの理屈だなあ
「頑張らなくていい、やめる。」
「・・・言わせて貰うけど、キリンの頑張ってるなんてたいしたことないんだよ。ママ、本当は1日10回くらい弾いて欲しいところを3回でOKしてるのに!
そんなちょっとくらいできないでどうする
「じゃあ、10回やる!」

売り言葉に買い言葉でキリンが乗ってきた。よっしゃ!
ピアノに向かったぞ。

あとは放っておこう・・・

そして彼なりに練習して、その日メヌエットと「遊ぶ子ども」の2曲を合格しました。
は~、習い事も紆余曲折なり。そして親のエゴでもある。





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