てんちゃん、慌てる

何かとネタの多いてんちゃん。
最近てんちゃん記事ばかりになってしまうけど。

曾祖母のお見舞いに地下鉄で行った時のこと。
降車駅までぐっすり眠っていたてんちゃんを起こして電車を降りた。

電車のドアはすぐ閉まり、ホームドアも閉じたその時、
「あ!!落とした!!」

てんちゃん、ホームドアを開けようとしている。
「え？何を？」
てんちゃんの慌てぶりに私もドキッとした。

てんちゃんのポケットから、PASMOのホルダーについてるゴムのぐるぐるが見えている。
まさかPASMO落としたか？
一応、名前の入った子ども用PASMOである。

「ボクのスプライト、忘れたかも！」
飲みかけの炭酸飲料のこと。

そっちかーい!!

てんちゃんのわずかな持ち物は二つ。
PASMOとスプライト。

スプライトはてんちゃんが寝入った時にママが回収しました。
PASMOは無事ポケットの中にありまさした。

「…あるよ」
「え!!、ママが持ってるの。良かった～。焦った～。ぼく、パニックになっちゃったよ」
「何で？」
「会社の人の紙にブシャーってなったら大変だから。」

ホントか？ボクのスプライトがなくて焦ったんじゃない？

スプライトをしっかり抱えて改札を通てんちゃん。
真相や如何に。