日々是気の向くままに

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東京店の社員寮の思い出

2021年02月13日 | 日記
高卒で入社した会社は、私を即座に東京店に送った。(その会社は今はもう倒産して無いが)
当時の私の初任給は手取り5~6万円くらいだった。会社が言うには、寮費無料で食事もつくからだという。確かに店長以下の全員が世話になる昼食はそれなりなのだが、朝晩の食事は、あんまり覚えていない。つまりほとんど一日で昼一食だけだった。(当時、知っていたが、あまり賄いさんに払って無かったらしい)行動範囲に八百屋はおろかスーパーや今のようなコンビニも全く無く、過酷な状況だった。
そして、近所に怪しい歯医者がいて、私が田舎者と見ると、普通の虫歯なのに保険は効かないから現金で払えという。そして現金で払っても、待てど暮らせど領収書は出てこなかった。私も領収書などどうでもよかったので、待ちくたびれて、そのまま帰ったが、今思えば変な話で、摘発すればスクープものだと思う。そういうのが、あの時代にはたくさんあった。
そして、最初に戻るが、月額手取り6万円なのに「やっと少しお金が貯まると頼まれて親に送金する」の私の生活だった。