日々是気の向くままに

日々是好日(口実)いろんな分野を気ままに書いていきます。

音色が不満「琉球古典音楽悪戦苦闘の日々」230

2020年07月28日 | 日記
三線は、棹の材料と胴の材料・形状、そして皮の張り方、それらが微妙に絡み合って音色が作られるので、1台として同じ音色の三線は無い。
手元にある三線で比べても、黒檀製の方は低音が強いが、高音域が出ない。
ユシギ製の方は、低音が全然出ないが、高音は素晴らしく伸びる。
両方兼ね備えた三線があれば良いのだが、探すのも面倒だ。
今持っている三線で我慢するしかないか。


三線は統一規格がない(その2)「琉球古典音楽悪戦苦闘の日々」229

2020年07月26日 | 日記
手元にある2つの三線を比べてみます。
上部を後ろから見た所です。
最初に買った方は、握る部分の親指が当たる部分が面長です。
それに対して、後から買った方は、ずんぐりとして短く、握った感触がかなり違うため、持ち替えると演奏に支障をきたします。
こういった所を統一しないと、迷惑するわけです。

三線は統一規格がない!?「琉球古典音楽悪戦苦闘の日々」228

2020年07月25日 | 日記
沖縄の三線の音色に魅力を感じ、習い始めたけれど、いちばん安い1万円のを買ったら、カラクイが止まらないので、結局やめた。
という人が、今、続出している。
つまり、今の沖縄三線の規格が統一されておらず、カラクイの穴のテーパー角度が何度か?も分からない。
それよりも問題は、まず代表的な型である真壁型の統一規格すらも無いので、おおざっぱに見れは同じように見えるが、細かく見ると寸法の違う三線が巷に横行しているのだ。
こんな状態では、これから三線を始めようとする人は迷うし、まず何より三線を扱う業者でさえ何が本物か分からないのではないか?
ここは是非、規格を整備して、「開鐘」の真壁型の写しを統一規格として、その細部を開示し、どこの店で買っても同じ寸法の三線が買えるようにすることだ。
そうすれば、これから始める人も安心できるし、販売する店も公平に販売できて安心できる。



弦の種類「琉球古典音楽悪戦苦闘の日々」227

2020年07月23日 | 日記
三線の弦は、太さが違う規格の弦が存在し、好みで太い弦・細い弦は選べる。
ところが、それは硬さの違いではないようだ。
例えばギターならば、メーカーも多く、硬さなども多数の種類があり、どれを選んだらいいか分からなくなるくらいだ。
でも三線の場合、あまり種類は無く、選択の余地は少ない。
三線の世界そのものが、レアな分野なので、仕方ないか。

臥薪嘗胆の日々「琉球古典音楽悪戦苦闘の日々」226

2020年07月19日 | 日記
臥薪嘗胆とは、ここで説明しなくても、よくご存じだと思います。
それはさておき、今たわしは、いや私は、この気持ちなのです。
平成30年度の古典コンクール新人賞のときです。
受験前に「壮行会」というのがあって、これはリハーサルのようなもので、事前にある会場で皆さんの前で受験曲を演奏して見せるわけです。
そのときの私は、すごく緊張していて、途中で演奏がストップしてしまったのですが、そのあとの休憩のとき、会場でみんなが雑談している中で、「あの人、落ちるかも」と言っている声が聞こえてきました。その人は悪気は無いような感じでただ素直に私の演奏の失敗に対して感想を言ってるだけのようでした。ですからそんな言葉は、その時はあまり気にならなかったのです。
でも、今思い出してみると、あの時の言葉を思い出すことによって、俄然、見返してやりたい気持ちが湧いてくるのです。
誰なのかも分からないのですが、次のコンクールは、その人に勝ちたいと思って練習に励んでいます。