日々是気の向くままに

日々是好日(口実)いろんな分野を気ままに書いていきます。

琉球古典芸能コンクールの作法(琉球古典音楽悪戦苦闘の日々 56)

2018年06月29日 | 日記
私は「コレ」でリハーサルを失敗したのですが、「琉球古典芸能コンクール」の入場・退場の際の作法について、自分自身の確認のため書いておこうと思います。
入場の際、(左手でツメ、右手で三線を持ち、三線は棹の重心あたりを弦に触れずに持ち45度に)
①会場に入って皆さんから見える位置になったら軽く礼。
②座布団にギリギリに寄ってから(座布団を踏まない)正座し(ちなみに正座のことは沖縄では「ひざまづき」と言うとか)正座するとき三線は膝の上に乗せる。
③三線を両手で「押し頂くように」腕を伸ばして自分の前方に置く。
④ツメは左手から右手に持ち替え、三線の(自分から見て)右に立てて置く。
(確かこのあたりで服装を直す)
⑤深々とおじぎ。
⑥ツメを右手で取り、左手に持ち替え、右手に装着。
⑦両手で三線を抱えて取り、膝の上に乗せてから起こして構える。
⑧合四工、工四合の順にチンダミ。
⑨一呼吸置いて、演奏開始。
演奏終了後
①三線を両手で押し頂くようにかかえて前方に置く。
②右手のツメを左手で取り、右手に持ち替えて三線の右に立てて置く。
③深々おじぎ。
④ツメを右手で取り左手に持ち替える。
⑤三線を両手で取り、膝の上で右手に持ち替えてから立ち上がる。(三線は45度に持つ)
(立ち上がるとき、よろけて「カツンッ」と、三線を杖代わりにしてはいけません。)
⑥そのまま退場。(演奏後おじぎしているので退場のおじぎなし)

コンクールまでに、演奏はもちろんの事これも稽古しなければ。

カオス状態(琉球古典音楽悪戦苦闘の日々 55)

2018年06月28日 | 日記
リハーサル会場では、着替えのための別室が用意されていました。最初は女性のみ用意されていたのですが、後で男性用も追加されたようです。私は着替え室が追加される前に別の場所で着替えてしまっていたのですが、あとでその部屋へ行くと数人の人がリハーサル前の直前おさらいをしていました。同じ曲を弾いているようなのですが、それぞれ音程が違うので、その部屋は、ものすごいカオス状態でした。あの状態はある意味恐ろしいです。

和服と洋服(琉球古典音楽悪戦苦闘の日々 54)

2018年06月28日 | 日記
先日のリハーサルでは、初めて黒の紋付と袴を着用しましたが、帰ってから紋付をよく見ると何だか一部がテカッてます。どうやら安物の袴(メイドインチャイナ)の色が移っているようです。袴を買った時、中に入っていた台紙がかなり色移りしていたので嫌な予感がしたのですが、本番が終わってからクリーニングに出そうかとも思います。でもどうせ紋付き着るときは袴とセットだし、その部分は必ず隠れるので、そんなに気にしなくても良いのかも。それにしても普段「洋服」の世界にどっぷりと漬かっていたので、「和服」の場合パイプハンガーの高さも足りないなど、保管方法や手入れなどの違いが多くて困惑しますね。

リハーサル その2(琉球古典音楽悪戦苦闘の日々 53)

2018年06月26日 | 日記
先日のリハーサルでは失敗しましたが、大変貴重な経験をさせていただきました。これで、本番でどう対応すれば良いのかが分かりました。あとはひたすら稽古です。失敗したリハーサルは私にとっては大変衝撃的な体験でしたが、やはり事前に本番並みのリハーサルをするということは、まるで「予防注射」のように本番に対する耐性が付くように思います。もし今回のようなリハーサルなしで本番に臨んでいたらと思うとぞっとします。このような機会があれば今後も積極的に参加したいです。

リハーサル(琉球古典音楽悪戦苦闘の日々 52)

2018年06月25日 | 日記
6月24日はリハーサルの日でした。結果は惨憺たるものです。途中で分からなくなり、演奏がストップしてしまいました。演奏の前のお辞儀したりする所作のところが初めてだったので、そのやり方がわからなくなり、そのことを引きずってしまったようです。審査員の先生方にはやり直しを許していただき、最後にもう一度挑戦しました。(その間譜面等は見ていません)今度は、途中で詰まりながらも最後まで何とか出来ました。やはり舞台の上に出ると緊張して稽古した分の半分も出し切れないものだと思いました。家に帰ってから再度おさらいしてみました。するとやはり同じところで止まってしまうではありませんか。なーんだ、緊張じゃなく単純に稽古不足じゃないか。安心しました。(安心してどうする、安心して)