日々是気の向くままに

日々是好日(口実)いろんな分野を気ままに書いていきます。

踊こはでさ節「琉球古典音楽悪戦苦闘の日々」221

2020年06月29日 | 日記
「踊こはでさ節」と書いて「ウドゥイ クファディーサー ブシ」と読みますが、その発音は難しいので表記もまちまちです。
歌詞は、「こはでさの おつき まどまど ど てゆる
  よそめ まどばかて しので いもれ 」
意味は、一言で言えば「通い婚のお誘い」で、
「クハディーサー(樹木)の葉陰なら月明かりもあまり当たらないので、そこを通って人目を忍んで来てください」
これは、「仲村渠節」
「家の裏座敷の扉に すだれが下がっていたら それが私からのサインですから お気づきでしたら 誰にも気づかれないよう 忍んで来てくださいね」 
というのと、共通したテーマですね。 
 


良い三線とは?「琉球古典音楽悪戦苦闘の日々」220

2020年06月23日 | 日記
先日、名古屋での「おさらい会」に出席したとき、私の三線の音を「良い音だ」と言う人がいた。その時の私の三線の「ウマ」(駒)が「骨製」だったので、竹製に比べて音が良く伸びるので、そのことを言いたかったのだが、私の言い方が悪くて、高い三線が良いように思われたようだ。でも、その時すぐに先生がフォローして「最初から高い三線を買った人は、なぜか長続きしないから、最初は安い三線で練習した方が上達するようですよ。」と言ってくれたので、助かった。
確かにそうだと思う。
ある三線店でも、「今は、黒檀製の三線が良しとされているけど、」という言い方をしていた。つまり「材料が高価」だからと言って、必ずしもいい音、良い三線、だとは限らないという事だ。
また、別のある店では、「三線の値段の高い安いは、ほとんどが材料代で、材料が手に入りにくいかどうか、の違いだ。」という話も聞いた。
つまり、安い材料で作っても、高級な材料で作っても、性能に変わりはない。と三線店でも明言しているのだ。
私も、最近新人賞に合格した記念に「黒檀製」の三線を買ったが、これが重たいので、モモの筋肉が痛くなってくるので、困っている。安くて軽い三線の方が、長時間の演奏には都合が良いようだ。
これから、三線を買おうと考えている人は、是非ご参考までに。

沖縄旅行が当たる全国「歌・三線」コンテスト

2020年06月18日 | 日記
①課題曲 「かぎやで風節」(かじゃでぃふうぶし)
②応募資格 国籍は問わない。年齢14歳以上の者。琉球古典音楽の芸歴を有し、師匠の推薦と、沖縄芸能連盟に加盟登録済みの者。主催者が認めた者。
③審査方法 全て暗譜で演奏する。
④優勝者には4泊5日の沖縄旅行と副賞100万円
なんていうのが仮にあったら、日本全国、猫も杓子もみんな三線買って練習しだすかも。誰かスポンサーいないかね。



小字「琉球古典音楽悪戦苦闘の日々」220

2020年06月14日 | 日記
工工四の解説によれば、「小字」「小弾(クバンチ)」というのは、普通の文字の大きさのときよりも小さな音を出すところ。だという。
私は、このやや小さな音というのが苦手で、どうしても「弾き分け」ができない。
そこで、ある方法を思いついた。
それは、クラッシックギターの技法で「アポヤンド」「アルアイレ」というもので、
「アポヤンド」次の弦にもたれかかり強く弾く。「アルアイレ」は、空振りするように空をきる。そうすることにより強弱をつける。
ギターの技法が、そのまま三線に適用できるわけではないが、私は下手なので、この方法で強弱を付けようと思う。

(オマケ)あまり関係ないけど、
われわれに 給付をくれる(遅れる) じゅうまんえん