民謡は当然古くから伝わる曲が多いので、昔は今よりも「おおらか」だったことに由来し、結構卑猥な歌もある。当然ながら沖縄にも昔遊郭で歌われた卑猥な俗謡があり、それがそのまま「古典」の工工四に収録されていたりする。具体的な曲名は避けるが、結構有名な曲だ。それは直接的な卑猥な言葉はあえて避けて別の言葉に置き換え、連想させる歌詞にしてあるのだが、それが沖縄では通用するが、沖縄県以外のいわゆる内地では、皮肉にも逆に直接的に卑猥な言葉となってしまっているのだ。「海の小さなホラ貝」は、直接的な言葉を避けたつもりが、内地では「放送禁止」なのだ。他に「辻」「中島」「渡地」が遊郭のあった場所であり、とても「ふざけた」俗謡なのだ。昔はそれで通用していたが、今ではセクハラと言われる曲である。
昨日は名古屋での「おさらい会」でした。何しろ金沢からの日帰り往復なので遅刻しないように5時間前には出発し、途中で昼食などを摂ります。この新型コロナが終息しない状況では、いろいろと気を使いますが、高速のサービスエリアでの食事も、他人と離れてと思うのですが、全く気にしない人もいて、近くに座られてしまったので、別の離れた席に移動したりしました。実はその店自体もドアは手動ドア。食券自動販売もなく、手渡し販売なので、全く油断はできません。結局手洗いなどを頻繁にするしかないか。さて、そうやって往復した名古屋でしたが、今回の演奏今日の中で特筆すべきは「稲まづん節」でした。約3年前になんとか暗譜してコンクールを受験し、からくも合格した曲なのですが、今回久しぶりに歌ってみると、やはり結構忘れています。やはりたまに練習しないとどんどん忘れます。時間が足りない・・・・