<『けものフレンズ2』を見る前に注目してほしい4つのポイント(アニメイトタイムズ)>
毎週のようにネットで批判の絶えないTVアニメ『けものフレンズ』の2期。別件とはいえ主演声優までもが炎上し、バズった2年前とは真逆の意味で話題だけは尽きないコンテンツに成り果ててしまった。
そんな中、2月11日に放送された5話のラストで、1期のメインキャラだったヒトのフレンズ“かばん”が登場。降板の憂き目に遭ったたつき前監督の考案したキャラクターを使用するという暴挙に出たことで、もはや火にケロシンを注いだ状態に。当方としては、かばんに関しては謎が多すぎるので、現時点では言及しないでおく。
それよりも、そのインパクトの影に隠れてしまったが、ゴリラの話していた「ヒトは動物を思いのままに操ろうとした」という噂のほうが重要な伏線なのではないか。
結局その噂についてはキュルルが無理矢理「ヒトは紙相撲で動物を操っていた」という結論にしてワニとヒョウの争いを食い止めたが、無論そういうことではないだろう。
ゴリラの発言を受けて当方が真っ先に思い出したのは2話と3話である。
まず2話では、タイヤのブランコに乗ったジャイアントパンダが「なんだろう、このまるいの? なんだかしっくり来る」と、まるで過去(まだ動物だった頃)に同じことをしていた(=ヒトに飼育されていた?)と匂わせる発言をしている。
3話はもっと分かりやすく、イルカとアシカがかつてショーをしていた頃のことをかなり正確に思い出している。
この2話と3話に登場するフレンズに共通するのは、野生としてではなくヒトに操られていた時の生態を模倣していることである。かつてパンダは動物園、イルカアシカは水族館にそれぞれ生息していたのではないか。特に後者はその残骸が海底に残されている。
この仮説が本当だとすれば、2期の世界のジャパリパークにおいて、ヒトは動物を思いのままに操ろうとしていた(というか操っていた)という噂も確証に変わる。
1期ではパークにおけるヒトの存在について数多の謎を残したまま終了してしまったが(正確には謎が明かされる前に大人の事情で強制終了したが)、2期ではヒトについて深く掘り下げ、核心に迫ろうとしているし、操るという表現からも闇が垣間見える。
もしかしたら、6話以降の展開によっては化けるかもしれない。当方はとてもワクワクしている。それまでに燃料を投下しすぎて再起不能レベルにまでなってしまったのはとても勿体無い。おそらく5話までに多くのファンが視聴を脱落しているが、何とか盛り返して欲しいところである。
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