安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

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マスク転売規制について思うこと

2020-03-08 08:45:44 | 政治
マスク不足が深刻ですね
私自身も仕事上マスクが欠かせないので、昨日、薬局で2時間並んでやっと買うことができました
なので、インターネットなどでマスクの高額転売を見ていると、正直腹が立つのは事実です
世論もまた、マスク転売規制に概ね賛成なのではないかと思います
私もまた、今回の規制には概ね賛成ではあるのですが、正直、懸念もあります

といいますのも
”政府が民間の商取引に”規制”をかけて介入することは、よほど慎重にしなければならない”
そう思うからです
断っておきますが、私はいわゆる”新自由主義”を良しと考えているわけではありません
商取引は無条件に自由であるべきだと、盲目的に思っているわけでもありません
そうではなく、商モラルは国民のコンセンサスや民度によって高められていくことを理想とすべきで、
政府の介入には”一定の制約”が課せられるべきだと、そう思っているのです

理想的に言えば、今回のような緊急事態においては、政府は介入をしてもいいと思いますが
それは基本的に行政権の行使に限り許されると考えるべきです
私が言っているのは立法権、つまり、法律を作る側が行政側に対して”行き過ぎ”を監視する
その仕組みが日本にはないんです
つまり、今は内閣府。。。行政府が特別法を作って国民の自由に制限を加えることができる
そういう状態です。。。つまり行政府が”法律を作っている””立法府を兼ねている”のです
日本では今、安倍さんという行政府の長が法律を作る権力まで有している
これは、例えばアメリカなどでは考えられないことです
日本の総理は、言い換えれば習近平や金正恩とほとんど変わらない権力を有している
とも言えます

そもそも、内閣の閣議決定一つで法律の制定が決まる
これは諸外国では論外です

日本国民には、その”あたりまえ”のことが、本当はおかしいということ
そろそろこのことに気がついてもいいんじゃないでしょうか?

私はそう思います
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