安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

今日本が心配すべきは発展途上国型のインフレ

2021-01-16 23:57:24 | 政治
アメリカでも日本でも、株価が上昇しているそうです
アメリカでは、その理由は明らかで
ロックダウンによる政府から国民への支援金が、株式投資に回っているのだそうです
政府から10万、20万というお金が配られ、そのお金を利用して、今まで投資をしたことがなかった人が
株式投資をしているのだそうです
日本でも事情はだいたい同じ、おそらくは外で使わなくなった資金を用いて、株式投資をしている人が増えているのでしょう
その株式投資の背景には、スマホ決済による投資が便利になって多くの顧客を掴んだ
という背景があるのは言うまでもありません

三橋貴明さんが言うには、コロナパンデミック以降の政府による財政出動で、国民の資産は増加傾向にあるそうです
まあそうだろうな、とは思います
しかしね、山本太郎氏が演説で叫んでいましたが
「コロナで政府が国民を働けなくしているんだから、政府が補填するのは当たり前、もっと金を出せ」
これは、MMTによって理論武装した彼なりの正当な主張なのだと思いますが
実は、このコロナパンデミックにおける緊急事態宣言下の経済封鎖で
MMTはいつまでも続けることができないということを、彼は知っているのでしょうか?
経済を止めてお金をじゃぶじゃぶ印刷する。。。。。これ、もはや限界なんですよ
経済を止めれば、サプライチェーンは崩れます
今はコロナ禍で、輸入もままならない状態です
足りない製品は、国内で製造する方向でサプライチェーンを構築しないといけないんですが
今のまま経済を止めて、人々を働かせないようにした場合は
製造能力も輸送能力も落ちていくことになります
政府がいくらお金を配ったところで、肝心の製造能力が低下していくことに変わりはありません
今は株式などの投資に、使わないお金が流れていて株価が上がっている状態ですが
経済が良くないのに株価だけが独り歩きして上がり続けるという異常事態です
要するに、株価のインフレ現象が起きているわけです
これは危険な兆候だと私は思います。。。

こうした状態が続けば、次に起こるのはモノのインフレです
カネ余りでお金の使い道が広がっていくわけですが、
逆に経済封鎖によって企業倒産などが相次ぎ、モノが作れなくなっていくわけです
残念なことに、インフレが起こると一番困るのは、やはり貧困層です
結局、定期収入がないということが、一番の貧困の原因になります
だからこそ、企業を倒産させてはいけないし、失業者を増やしてはならないのです

結局、ロックダウンして金だけ配れ。。。というのは、実体のない紙切れを増やしていることにほかなりません
これはね、いつまでも続かないんですよ
それを知って欲しいですね
経済というのはね、お金だけあってもダメなんです
お金の流通量に見合った、製造能力がないといけないんですよ
発展途上国がいくらお金を刷って配っても、そのお金は価値が下がるだけです
実体経済が伴わなければ、お金の価値は量に反比例して下がるのです
ロックダウンしてお金を配れ。。。これはいずれ限界が来る
人間が暮らすためには商品がなければならない、物資がなければならない
それを作るのは人間です
経済を止めてはならない。。。お金を配って経済を止める
これは発展途上国に戻るということ。。。経済が発展途上国化するということです

どうかそのことを知って、緊急事態宣言に従わないものに罰則を課す。。。などという愚かなことはやめてください

それではまた、With Savior !!

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