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他人の財産を安く買い叩くことを「正義」とすると、この世は地獄になる

2023-01-15 02:52:40 | 政治
今ほど、「宗教的な信念と倫理観」が、世の中に必要とされている時代は無いのではないでしょうか?
私には、昨年の「安倍総理の凶弾死亡事件」以降、日本の政治家が国民に対する倫理観をさらに失っているように見えます
私は、安倍総理は間違いなく「暗殺」されたと思っております
当然、政治家たちもそのことは十分承知しているわけで、うがった見方をすれば
「死ぬのが怖くなって、暗殺の実行犯の奥にいる存在に、日本の政治家たちは怯え、逆らえなくなった」
と言えるのではないでしょうか?
世の多くの一般的な日本人も、そのことには気が付いていないように見えます

ここで私が言いたいことの一つは、これから日本を救える可能性がある政治家は、宗教的信念を持つ政治家だ、ということなのです
宗教的な信念と倫理観とは、実は「生死を超えたもの」なのですよ、だから、そういう宗教的信念がないと、戦えない
このことを、信仰を持たない人は知らないし、理解していない部分があります
宗教的信念を持っている人は、死の恐怖を乗り越えている部分があります
自分の宗教的信条、信念を捨て去るぐらいならば、死を選ぶようなところがあります

たとえば、アメリカのトランプ大統領は、年齢的にも「アメリカへの最後のご奉仕」と思っているのかもしれませんが
自ら築いた財産をすべて失うかもしれない、という危機的状況の中で、命をも危険にさらされる中、アメリカのために戦っています
これが信仰を持つ人間の、「宗教的信念」なのだと私は思っています
宗教を馬鹿にし、二世問題、などと宗教が問題視される風潮のなか、私はあえて、「宗教の本質」の大切さを訴えたいのです

例えば、前回の日記で私が問題提起した、「銀行による日本の中小企業のM&A(買い叩き)」について述べるとすると
なぜそれが悪いことだと言えるのでしょうか?
その善悪の判断と言いますか、価値観の判断の基準となるのが、「宗教的真理」なのです
例を上げると、三橋貴明さんや藤井聡教授なども、この外資銀行による日本の中小企業買収問題について、多くを語っています
しかしながら、根本的に「なぜそれが悪と判定されるのか?」については、おそらく答えを出せないであろうと思います
なぜなら、その善悪の価値基準についての答えを出せるのは、人間の根本的な存在理由を説くことのできる宗教的真理のみだからです

人間の死後の世界は、物質のない世界、つまり「思いによって存在する世界」です
低い世界には、貨幣経済のようなものも一部あるようですが、高次元の世界になると、もう貨幣経済は存在しなくなると言います
特定の宗教に所属していなくとも
エマニュエル・スウェーデンボルグの霊界日記などを読んだことのある人なら知っているかもしれませんが
死後の世界はある意味自由自在の世界です。。。なので、車などと言う移動手段は基本必要ありません
行きたいと思ったところに「思い」を合わせれば、瞬時に移動ができます。。。思いによって空を飛ぶこともできます
食べなくてもお腹がすくことはありません、食物を食べる必要もありません
ただし、低次元世界には一部食事の習慣が残っているようですが、それも「食べている気分を味わうだけ」のようです
人間は休暇を取る必要もありません、基本的に体を動かして疲れるという事がありません、なので睡眠もありません
こういう世界が、人間が生まれてくる前の世界であり、私たちが死後赴く世界なのです

もう一つ特筆すべきことは、人間の死後赴く世界は、「心がガラス張りになる世界」です
誰かのことを憎んだり疎ましく思えば、その人にその思いが伝わっていきます
だから自分のことを嫌ったり疎ましく思っている人とは、一緒の世界にはいられなくなります
「渡る世間は鬼ばかり」みたいなことを思っていると、誰とも一緒に暮らせなくなります
そういう被害妄想で他人にまったく心を開かない孤独な人が死後に行く世界が「孤独地獄」というような場所だったりします
自分の心を閉ざし、他人との接触を拒絶していると、誰とも会わない孤独な世界に「思いによって」赴くことになります
「自殺者は天国に帰れない」ということがよく言われますが、実はこういう理由なのです。。死後も孤独なのです

また一つの例として、有名な霊能者であった宜保愛子氏は、生前、死後の世界について聞かれ
「何もない砂漠のような世界」だとインタビューに答えていたようですが、こういう世界を「無間地獄」と言います
間違った思想影響を世の中に広めた宗教者や霊能者などが死後赴く世界で、宜保愛子氏は生前からこういう世界に心が通じており
死後もそういう世界に行ったことが予想されます。。。本当は死後の世界には輝く世界も、普通の天国も、地獄もあるわけですが
それが彼女には分からなかったのでしょう
こういうのを波長同通と言います。。。自分の心が自分の死後赴く世界を決めます
このように、人間の生前の思いと行いは、必ず死後その人が赴く世界に通じていくことになっているようです

では、他人の財物を、奪い取るようなことを沢山した人はどうでしょうか?
人間が死後赴く成果には「餓鬼地獄」というものがあります
「もっともっと」と、欲望が際限を知らず、「他人の物をなんでも奪いたい、何でも自分のものにしてしまいたい」
という欲望の塊のような人が、死後赴く世界です
こういう世界は、想像できると思いますが、「生産性がまったくない」のです
他人の作ったものを奪い取ることにしか興味がない。。。
こういう人たちばかりになったら。。。何かを作ることには意味がないんです、当然奪われてしまいますからね

例を上げれば。。。
外資系企業の悪口を言うわけではありませんが、外資系企業がM&Aをする場合は、企業を単なる「商品」としてみなします
なので、企業を他社に「高値で売りさばく」ことが求められるため、短期的に利益が出ているように見せかけます
そこで行うのが「高い給料を払っている人たちのリストラ」だったりします
結局彼らは、利益だけを目的としているため、「何を生産しているか?」に興味がないのです
これも度を越えた欲望でしょう。。。おいしいところだけ奪い取ることが目的ですから
これが、今の投資社会の現実かもしれません。。。要は「何を社会に生み出すか?」よりも「自分がいくら儲けるか?」
にしか興味がないわけです
これ、現代社会に生まれた餓鬼地獄ですね

もし、明治の名経営者、渋沢栄一がいま生きていたら、この行き過ぎた資本主義をどう思うでしょうか?
資本主義は間違った方向に行くと、餓鬼地獄をこの世に創り出します
銀行の本道は本来「バンカーとして企業を育てること」です
豊かさを創造する社会を作ることと、他人から財物を奪い取る餓鬼地獄社会を作ること、これは同じではありません
これを説得するのは、やはり宗教的倫理観が必要なんですよね
今日はそういうことを日記に記しておきたいと思います

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