チョコレートな人々(2022年製作の映画) 上映日:2023年01月02日
監督 鈴木祐司
ナレーション 宮本信子
僕、大学が福祉系に強いとこだったので、
一応、福祉作業所や授産施設については知ってはいましたし
障害のある方の労働報酬の「びっくりするほどの安さ」についても知っていました。
知っていましたが、まぁしょうがないよね…………
問題ではあるけど、まぁ難しいよね…………と思っているだけでした。。
それをなんとか解決、改善するぞ!と奮闘する人々のドキュメンタリー映画でした。
**
これ、アメリカのアカデミー賞の国際長編ドキュンタリー賞の候補とかに入ればいいのに。
それくらいの魂の一発だと思いますよ。
**
そして、〝父親〟の不在について言いたい。
これは撮影者の意図ではないはずだけど
とにかく〝父親〟が映らない!
主役の夏目さん以外に〝父親〟って出てきた?
障害を持った人がたくさん登場して
会社の中でその方々をサポートする人や
家庭でサポートする方々がたくさん登場するんだけど
ほっっっっぼ女性。。。。。。
とくに家庭内では〝お母さん〟。
お父さんはどこへ????????
男はどこへ???
ある意味、女性映画ですよ。
意図したことではないと思いますけど。
男女の役割ってこんなにも分離してるんですね。
**
さて、気を取り直して。
何度も涙を流しました。
何度も笑った(とくに匹田さんパート)。
思い出したくない過去から逃げずに
蓋をせずに
蓋をしてしまったならそれをある時に開いて
問題解決するために〝もがく〟。
そこに感動しました。
**
ラストは観客である我々にも問いかけられる。
「いつまで部外者なんですか?」と。
いつまで
チョコレート美味しそう!
絶対買いた〜い!
なのか、と。
この映画は一度も
「チョコレートを買うことで支援をしてください」
って言ってない。
チョコレートを金出して買うことは
その価値のあるチョコレートにその対価を払って買うという
単なるフェアトレードでしかない。
それは優しさでも、良いことでも、SDGsでもない。
ただチョコを買っただけ。
**
で、どうする?
と。
あぁ、どうしよう。
**
「太るといけないので一個だけ食べます美味しいのでもう一個食べます」
の匹田さんに癒された。
それくらいの魂の一発だと思いますよ。
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そして、〝父親〟の不在について言いたい。
これは撮影者の意図ではないはずだけど
とにかく〝父親〟が映らない!
主役の夏目さん以外に〝父親〟って出てきた?
障害を持った人がたくさん登場して
会社の中でその方々をサポートする人や
家庭でサポートする方々がたくさん登場するんだけど
ほっっっっぼ女性。。。。。。
とくに家庭内では〝お母さん〟。
お父さんはどこへ????????
男はどこへ???
ある意味、女性映画ですよ。
意図したことではないと思いますけど。
男女の役割ってこんなにも分離してるんですね。
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さて、気を取り直して。
何度も涙を流しました。
何度も笑った(とくに匹田さんパート)。
思い出したくない過去から逃げずに
蓋をせずに
蓋をしてしまったならそれをある時に開いて
問題解決するために〝もがく〟。
そこに感動しました。
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ラストは観客である我々にも問いかけられる。
「いつまで部外者なんですか?」と。
いつまで
チョコレート美味しそう!
絶対買いた〜い!
なのか、と。
この映画は一度も
「チョコレートを買うことで支援をしてください」
って言ってない。
チョコレートを金出して買うことは
その価値のあるチョコレートにその対価を払って買うという
単なるフェアトレードでしかない。
それは優しさでも、良いことでも、SDGsでもない。
ただチョコを買っただけ。
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で、どうする?
と。
あぁ、どうしよう。
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「太るといけないので一個だけ食べます美味しいのでもう一個食べます」
の匹田さんに癒された。