映画感想(ネタバレもあったり)

映画コラム/映画イラスト

映画『私をくいとめて』 のん 林遣都 ジェンダー的な切り口も

2021-01-30 | 映画感想
私をくいとめて(2020年製作の映画)

原作 綿矢りさ 出演者 のん(能年玲奈)林遣都 田あさ美 若林拓也 片桐はいり 前野朋哉 山田真歩 橋本愛



目次

  1. めっっちゃいいです。
  2. ジェンダー的な意味合いも
  3. イッヌの林遣都


めっっちゃいいです。

東京国際映画祭で観て素晴らしくてですね。
もう一回見てからレビュー書こうと思ってたんですが、、
おそらく観に行かなそうなのでレビュー書きます。



ジェンダー的な意味合いも


『勝手にふるえてろ』っぽさを感じて足が向かない方もいらっしゃるかと思うんですけど、
当たり前ですが全然違うから。

メンヘラ女子が1人でうだうだ言ってるだけの映画ではないですのでご安心を。

『勝手にふるえてろ』も好きですし名作ですが
今作の方がもっと広がりがあるし
サブキャラもいいし
ジェンダー的な意味合いもかなり深く描かれていますよ。

****

ハイスペック男とデートしたあと
ハイヒールを脱いで
裸足でゆっくりと踵を床につけるシーン、良かったですね。

じっくり映してました。

ハイヒール。
あんなにも爪先立ちしているものなのか!と改めて驚きました。




イッヌの林遣都


サブキャラみんないいんですが、
林遣都が素晴らしい。

イッヌ役ですね。あれはイッヌ。人間でも男でもない。

イッヌを飼うかどうか迷ってる女子の話。

しかし実はイッヌではなかった(当たり前)。

じわじわと雄(オス)感が出てきて
「え……、この生き物、人間の雄だったの?」とのんが感じていくのが面白かったですね。

あ、でもこんなのセリフで説明してませんからね。
全部映像のみですから。
僕の解釈です。


****


観に行って!!




最新の画像もっと見る