映画感想(ネタバレもあったり)

映画コラム/映画イラスト

新作サメ映画『シャークネード 』を楽しみ切るコツのようなもの

2018-11-07 | 映画イラスト



星5個つけたんですけど、「落ち着け、俺」と思って4.5にしときました。
(5でもいいじゃねぇかと思うんですけどそれをやったら人類としてどうなのかと心配にもなる…)

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シャークネードシリーズの6作目。完結編。
1〜5は観ていません。(だってDVDになってないんだもん…)

なので突然6作目を観て、突然完結したのですが、無問題!
僕はこの『シャークネード ラスト・チェーンソー 4DX』を楽しみ切ることに成功しました!

冒頭で知らない人たち(映画の主人公たち)が〝シャークネード1号〟を倒すために恐竜時代にタイムスリップして、プテラノドンに乗りながらシャークネード と戦い始めるのです。

ここは僕は思いました「脳ミソいらない」。脊髄だけでいい。観るんじゃない浴びろ、と。

俳優さんたちはいたって真剣でこのシャークネードワールドを愛して嬉々として真面目にこのワールドの住人になっています。
なので、少なくとも「みんなやる気ないけど作ることになったから作った映画」などではなく、ものすごい熱量で作られた映画だというのはビショビショ伝わるのです。

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主人公の元妻がサメに喰われながら目からレーザービームを出すのには驚きました。
僕知らなかったので。元妻が目からレーザービーム出せるって。
(予告編にはありますね)

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中学生の頃に自分でレンタルビデオの会員になって『三銃士』を借りたとことから自分の映画歴が始まっているのですが
『シャークネード』を観てから自分の〝映画観〟というのが変わったように思います。

何がどう変わったのかを真剣に考えるつもりもないんですが、、何かが確かに良い方に変化しました。
きっと何年後かに「俺が変わったのはシャークネードを観た2018年10月だったなぁ」って思うんでしょうね(たぶん思わない)。




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ぜひお読みください!









デヴィッド​・ロバート・ミッチェルの魅力をご紹介!

2018-11-07 | 映画感想






映像美と不可解なストーリーがクセになる!奇才、デヴィッド・ロバート・ミッチェルを大解剖 | FILMAGA

https://filmaga.filmarks.com/articles/2262


マニアッッックな企画が通りました。。

デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督自身を紹介します!

一体何人の方が読んでくださるのでしょうか!?

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若者が人生の真理を知る瞬間を描いた傑作ホラー『イット・フォローズ』は、
映画人からも高く評価され世界的なヒットとなりました。
日本でも話題になり、その映像美と“イットとは何なのか”という謎に惹きつけられた方も多かったようです。

これを監督したデヴィッド・ロバート・ミッチェルは、
2014年、米誌『Complex』で「商業的な成功を収める可能性がある10人の有望な映画監督」にも選ばれた
、今までにない魅力的な映画を撮る映画作家です。

今回は
、日本ではまだまだ知名度の低いデヴィッド​・ロバート・ミッチェルの魅力をご紹介します。

映像美と不可解なストーリーがクセになる!奇才、デヴィッド・ロバート・ミッチェルを大解剖 | FILMAGA

https://filmaga.filmarks.com/articles/2262


ネタバレ 映画『クワイエット・プレイス』

2018-11-07 | ネタバレあり
クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)
4.5
素晴らしい!×8京!

アイデアの洪水!
ドンドコドンドコ次から次へと「なるほど!そうくるか!」「なるほど!そうくるか!」の応酬。

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観客よりも登場人物の方がこの状況について詳しいので、
登場人物が先回りして対策をしている事自体で観客はこの状況について知っていく。

セリフは極限まで少なく映像で説明するってのは「まさに映画の仕事」!

観客と登場人物が同時に「知る」「体験する」瞬間も多くて、
それはより緊迫感が増す。
誰も対策を取っていないわけだからね。

そして最後のパターン、
観客だけが知っていて登場人物たちが知らないことが途中で起きる。
それがとても大きなキーになるわけです。

これについては言いたいことがあるので、コメント欄に(怒)!


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演技賞あげようよ。
アンサンブルでもいいよ。
娘にも助演賞やろうよ。
エミリーブラントに主演女優賞あげられませんか?

ゴールデングローブ賞の候補くらいだったらどうかな?

だってすごかったじゃん。。


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パパが顔から何から死ぬほどカッコ良かったですね。
そこも素晴らしい点です。

が、
これ韓国がリメイクしたら絶対パパはクズからスタートだね。
クズだったのが事件を経てどんどんカッコよくなっていく、と。
(韓国パニック映画あるある)
韓国版もやって欲しい。


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アレの造形が素晴らしい。

低予算映画らしいんだけど、嘘だろと。
アレの造形をあんなに素晴らしく出来るなんて。。

逃げることもできたけど
もんんのすごく大事なポイントであるってことをわかっていて
ちゃんと力入れて、結果的に素晴らしく出来るなんて、さすがアメリカ。。


怒りポイントはコメント欄に。
超絶ネタバレですので。

【ネタバレ】映画『スマホを落としただけなのに』

2018-11-07 | ネタバレあり
38コくらい凄くダメなとこがありますが(特にアバンタイトル。。どうか席を立たないで。。)、
5コくらい凄く良いとこがあるので全っ然良いと思います。こういう映画だし。
友達や恋人と見に行ったら盛り上がることでしょう。
全っ然あり映画です。


原作には北川景子がやるわけないっていうシーンがあるのです。
北川景子があのシーンやるわけないんだけど、でも最近の北川景子のブレイクスルーっぷりを見るとやってんじゃねぇかと…、
それを確認するために見に行ったようなもんです。

ネタバレ厳禁。


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北川景子がとにかく良い。大根だと言いたい気持ちはよくわかりますよ。確かに大根です。じゃ、大根の何が悪いんだと。美味しいじゃないか、と。

若手(?)美人女優の中ではかなり〝映画〟の中での存在感ありますし、
演技技術がとぼしいのは事実だけど
技術がない自分さえもさらけ出してなんとか映画の素材になろうとしているとこが良い。

こういう女優さんはあと2、3年もすれば技術と自信がついて立派な映画女優になるんですよ。
今のうちなんですよ、かわいらしい大根演技を見れるのは今のうちなんですよ(何書いてんだ、俺は!)!


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まず褒めポイントを。

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北川景子が吊られて縛られてナイフで刺されるシーン、ありましたね。
小説だともっと刺されるんですけどね。十分ですよ、偉い。

うまいのはその前に被害者2人がすでに吊られて刺されてるわけです。
映画見てる人も「ってことは北川景子もコレやるの??」とドキドキワクワクするわけですね。

さらにうまいのは全身ショットがあるのは北川景子のみ。

このシーンはなかなかのショッキングシーンですから。
このシーンだけでもこの映画の寿命がかなり長くなりますよ。

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田中圭。
若手お笑い芸人みたいな人物を演じて、ここまで魅力的な人も珍しい。
つってももう34歳で芸歴も長いので、さすがに重みがある。
これ田中圭じゃなければ、薄っぺらいペラペラ彼氏で終わる危険性もあったと思いますよ。

田中圭独特の謎の存在感がバッチリはまって、魅力的な役になりました。

小説だとちょっとアホ彼氏だったんですけど、さすが田中圭。

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原田泰造。
この映画の中で一番演技上手かったと思う。
セリフ以上のものを伝えられる。視線だけで状況を伝えられる。
実は本当にただの刑事役だったのに奥行きが出てた。

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次に怒りポイントを。

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冒頭10分くらい。地獄かと思うほどくだらない。テレビドラマ以下でしたね。
気の抜けた緊張感のない空気。音楽がアホみたいで、帰ろうかと思いましたよ。

これから怖くなって行くから最初は幸せな雰囲気で、ってことなんでしょうけど。
それにもなってない。幸せとアホは別物でしょ。残念しました。

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演技が大体ひどい。これは演出の問題だと思いますよ。
これもともとは2時間ドラマのつもりだったんでしょうか。
完全にテレビ演技なんですけど。
高橋メアリージュンとか要潤とかバカリズムとか筧美和子とか、もうみんなかわいそう。。もっとできる人たちでしょう。

こんな人間いねえよっていう喋り方をしますね。

千葉雄大も眉毛動かし過ぎだから。。
「眉毛動かさなくていいよ」って言ってあげればいいだけなのに。。

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誰がバカリズムを疑うの?
全くミスリードとして機能してない。最初っからコイツじゃねえなって思うよ。
もうちょっとミスリードさせようという気持ちで演出してあげて欲しかった。

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成田凌がノリノリなのはわかりますよ。
そりゃ楽しいですよ。若手俳優なら誰でもこの役やりたかったでしょうよ。
確かにキモいし怖いですよ。すごいですよ。十分ですよ。

あんなにイチイチ丁寧にわかりやすくベラベラと今まで自分がしてきたことを喋るキャラでしょうか??
自分がいかにネットスキルが高いかを自慢するようなキャラじゃないでしょ。
この役の闇はもっと深いところにあるはずでしょ。だから怖いんでしょ。
「俺ってすげえだろ」ってマウンティングしたいだけならそこらへんにいるクズと一緒じゃん。。

せっかくの美味しい役でしたが、残念しました。

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ラストのメリーゴーランド。コントですか???

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以下は本当の怒りポイント。

成田凌と千葉雄大は同じトラウマを抱えた人物でしたね。
母親からの虐待。

ホントに最近多いですよね、結局は母親からの虐待や過度な期待によって人格が歪んでしまったのでした。
それゆえ犯罪者になったのでした〜っていう映画。

酷くないすか。母親を犯罪者製造機のように。。

なぜ母親がそうなってしまったのかまで描かないと、結局、この映画の悪の根源は母親でしたで終わってるんですよ。

子育てに非協力的な夫や家族があったかもしれない。社会の無理解があったかもしれない。
だけどそんなの描いてないんだもん。

結局、子育ては母親が責任持ってす

ファイティン!(2018年製作の映画) 챔피언/Champion

2018-11-06 | 映画感想
面白かったぁ。さすが。
物語がうまいわ。。

韓国ではもはやゆるキャラとして人気のマ・ドンソク。
何やってもやらなくても面白い。

知らなかったけど今作はマ・ドンソク自身の人生ともダブってるんですね。
(https://saeriho.com/ma-dongsok/)
英語ペラペラなわけだ。


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貧困問題やシングルマザー問題などの社会問題も描きながら。

子役もチョーかわいいし。


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腕相撲って考えてみたら思っ切り敵と握手する競技なんだな。


↑なので、もうちょっとラスボスにもストーリーがあると良かったですかね。
ただ、登場人物多くてそれぞれに背景を描いているので、敵にまでそれやるとちょっと多すぎると判断したのかな。