サイプレス

鬱病になり不安定な毎日。今は宝塚熱が再燃して、これがいい処方箋になっています。

明日から仕事!!

2009年01月04日 | 映画
明日から仕事だ!!

今まで、会社を休んでもぐったり動けないお休みだったので
動けるお休みは本当に久しぶりだ。

年末は、嬉しくて動きすぎたが、ちょっと、テンションが
高い!!と、感じて、年始からはのんびり。

今日も、夕方くらいから緊張せずに、会社へ行けますように・・・
と、祈るわたしがいる。

今日も、テレビとDVD三昧。
朝は、ウィーンフィルを観て、趣向の変わっているコンサートを
楽しんだ。
で、難波金融道をみて、借りてきた「ブリッジ」をみる。

ブリッジは、内容がよくわからないまま借りてきた。
いつも、私は直感だ。(笑)
観たら、ゴールデンゲートブッリジから自殺する人を
撮影しているし、家族や友人などにインタビューしている
ドキュメンタリーだった。

毎年、アメリカでは3万人の人が自殺しているらしい。
日本も数は一緒だが、人口が半分くらいなので、日本は
アメリカより倍の数の自殺者がいることになる。

私自身、20代半ばまで、多くの同級生や友人を自殺で亡くしている。
一番後悔しているのは、すごく久しぶりに会いたいと言ってきた
友人に、忙しいから日を変えほしいと、本人が指定してきた日を
変えてもらった。
そして、その人は、自分が指定してきた日の2日後に亡くなってしまった。
会う約束をしていたのは、その1週間ほど後だった。

とても、悲しくて、なんであの時会わなかったのかと、かなりの
時間自分を責めていた。
今考えると、話をしたからと言って、止められたかどうかなんて
わかりはしない・・・。
でも、遣り残した・・・感じを持ってしまった。

それから、誰かが何かを言って来ると、プライバシーもなく、
どんどん入り込む生活になってしまった。
怖かったのだ。
なにか、心配事があると、どかどか入り込み私自身が納得するまで
付き合う・・・なんてことになってしまった。

これは、相手が心配というより、自分が納得したかったのだ。

この映画を観て、アメリカの保険制度にも疑問を感じたし、
インタビューを受けていた家族によると、統合失調症、
躁鬱病、うつ病と、言う言葉が飛びかっていた。
何処の国でも、精神疾患は難しいんだな・・・ということと、
死にたい・・・と、思うことが、隣り合わせに来ている人が
街中を歩いているなんて誰も思いもしないんだろうな・・・・
と、思ったのだった。

私も、うつになって、初めの頃は、「死にたい」というより
「消えてなくなりたかった。」

でも、その頃に病気のことを打ち明けた友人と「決して
自殺はしない」と約束したし、「決して私を悲しませないで」
と、言われたことが大きくて、今まで生きている。
死にたい・・という気持ちは、病気が思わせていることだと
わかっていたし、衝動が襲ってきても、30分耐えると
結構何でも無くなったりしていたので、衝動が襲ってきた時は
じっと耐えていた。

今になると、生きていればいいこともあるし、悪いこともある。
そして、生きていなきゃ、おいしいものが食べられない!!(笑)
あ~~あの時、死ななくて良かった~~と、思う私。

でも、アメリカでも、自殺をしたいという人へのケアは
あまりなされていないようで、そのことが問題なのと、
保険がないので、医療にかからなくてはならない人も
医療にかかれない・・・ことがあるという現実だ。

まあ、日本では、本人や家族が希望すれば医療には
かかれるが、ケアの点は確かに不足していると思う。

人間世界って、本当に窮屈に窮屈になっているような
気がするのは私だけだろうか・・・。