サイプレス

鬱病になり不安定な毎日。今は宝塚熱が再燃して、これがいい処方箋になっています。

仕事に行こうと試みたものの・・・・

2009年01月09日 | うつ病
今朝は、なんとしても会社へ行こうと家を出たが
何分も歩かないうちに、嘔吐。

行こうとしたのは、上司が「その程度で休む気か」
と、言ったから。

でも、やっぱり、Drの判断どうり、日曜日くらいまでは
無理そうだ。

そう決めて、家で少し休んでから、心療内科へ。
もう薬がないから・・・、私は少し薬中ぎみで、
薬がないと不安になるから、これだけは絶対に貰わなくては・・・。

心療内科のDrは、上司がそんなこと言ったら
「肺炎になったらどうするんですか?」
と、言ってやりなさいと、教えてくれた。
まあ、使わないにこしたことはないが、今度言われたら
Drに無理したら肺炎になるから安静に・・・と、言われた
と、言ってやろう。(笑)

でも、精神科の薬は、パキシルが一日半錠になった。
いいことだ!!

ご飯も、つくるのは面倒なので、鍋焼きうどんを買い込んで
帰宅。

お昼から、少し横になっていたけれど、またまたDVD鑑賞。

「永遠のマリア・カラス」
私は、20世紀を代表するディーバ、マリア・カラスの生の公演は知らないが、母が彼女が好きでレコードをよく聴いていた。
子供心に、何か声が綺麗なとかだけじゃない、何かがある歌手だと
思っていた。

成長して、彼女の人生がスキャンダルにまみれていたことを
知ったが、だからと言って、彼女の歌が不味いわけでは全然ない。
彼女の声は、何か、人を魅了させる毒のようなものがある。
それは、天性のものであり、努力の賜物だとも思う。

映画は、彼女の本当の晩年(彼女は53歳で亡くなった)を描いていて、
もう出ない声、それでいて彼女で一儲けをしようとする人たち、
本当に愛したオナシスとの思い出・・・、色んな感情が
描かれていて、スキャンダラスな面は全然描いてなくて、
彼女の人間としての部分に迫ろうとしていたのがよく分かる。

これを、観てちょっとマリア・カラスのDVDが、欲しくなった私。