サイプレス

鬱病になり不安定な毎日。今は宝塚熱が再燃して、これがいい処方箋になっています。

中年と関西のおばちゃん

2009年01月28日 | つぶやき
さっき、小泉 今日子がNHKで、歌を唄っていた。
彼女が出てきて、「アイドル」がいなくなったと言われている。

それまでの、「アイドル」は夢を売る人だったが、
彼女は、そこに「芸術性」なるものを持ち込んできた。
いわゆる、アーティストである。
まあ、彼女がやってきたことが芸術なのかどうかは別にして、
魚拓ならぬ人拓を取ってみたり、雑誌で大胆なヘアカットにする過程を
現してきたり、と、まあ、表現者だったのだ。

彼女以降、「アイドル」と呼ばれる人たちが激減し、
何かを表現する人になった・・・・。

ここ何年かの彼女は、お芝居でほんの小さな役でもやっているのを
みて、彼女くらいバリューがあれば、主役じゃなきゃ!!とか、言いそうなのに、
そんなことは、言ったりしないんだな・・・と、思っていた。
その歩みが、お芝居では着実に実を結んでいる。

で、最近読んだ週刊誌の中で、彼女が「アラフォー」と言われるのは
イヤだと、発言している記事に目がとまった。
彼女曰く、「アラフォー」という言葉には、仕事・家事・育児を
完璧にこなさなくてはいけないような強迫観念を覚えるからだと言う。

確かに・・・。

で、彼女は、「私は、中年って言葉がいい。しんどくて、いろいろあって
疲れた感じがする、この言葉のほうがいい。
だって、皆、しんどいんだもの・・・。」と、発言していた。

こういった、ところがアーティストぽっく見えちゃうんだろうな。

まあ、私もアラフォーには、辟易していたが、関西では中年と言う言葉は
なくて、「お嬢さん」から一足飛びに「関西のおばちゃん」に変化する・・・
こっちの方が好きなんだな。(笑)