FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<イベント報告>ニュージーランド交流合宿⑧

2011-01-20 13:07:41 | クライミングレッスン報告
1月10日(月)

朝3時起床
いつもは「コーヘイ、起きろ~~」とゴローちゃんに叩き起こされているコーヘイだが、今日は責任感からかはたまた寝坊したらとんでもないことになる、という危機感からか、すんなり起きてみんなを起こした

子供たちは顔も洗わずそのまま車へ。ユイトパパが空港まで送ってくれる
ユイトパパは仕事の関係でこちらに2日間ほど居残るのだ。
町はまだ寝静まっている。

空港に到着しチェックインを待っていると、何とミチさんが見送りに来てくれた しかも子供たちにお別れのお菓子袋を持って
こんなに早い時間に起きてわざわざ来てくれるなんて、なんて優しいのだろう
この町の日本人コミュニティーの温かさが良く伝わって来る。
日本人だけではなくて、ロックスのクラブチーム「ゲッコー」も同様だ。
セフトンがレッスンで使っていたビデオは保護者の方から借りたものだったし、アウトドアやイベントに行くと「コーヒーマーム」と呼ばれるお母さんたちがいらして、子供たちに飲み物をふるまったりするらしい。保護者の方のボランティアで多くが成り立っている様子。
シアラのご両親もとても温かくもてなして下さり、最終日にはわざわざ「ロックス」まで会いに来てくださった。
多くの人たちが支え合って一つのコミュニティーを形成している。
そのためには、支えられるほうもすっかり身をゆだねてしっかりと甘えられる、そういう潔さも不可欠に思われる。
そしてそれを可能にせしめる時間的なゆとり。。。
実際、こちらは時間がとてもゆったりと流れていた


そんなのんびりした国に別れを告げ、機上の人に
ゴローちゃんは「あ~ 帰っちゃうんだ~ 半年くらいこっちにいたいなぁ。。。」

帰りの飛行機はだいたい10時間くらい。
機内ではみんな思い思いにゲームをしたり映画を見たり。
帰りの飛行機で寝る約束だったのに、機内が暗くなってもみんな普段出来ないことに夢中なので、
「明日から学校なんだから、気持ちをこれからのことに切り替えて準備しなさい 少なくとも2~3時間は眠ること」と注意
「はい。。。」と、全員急にぱったりと目をつぶった。

成田には出迎えのお母さん、お父さんの笑顔
初めてのFCC海外ツアーはおかげさまで無事終了した。
マネージメントを何から何まで買って出てくださったユイトパパ、ママ、本当にありがとうございました。