FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2011-08-25 12:40:06 | クライミングレッスン報告
8月12日(金)

メンバー:りんちゃん(中2)、コーヘイ(小6)

本日のレッスンはお盆休み直前のためかいつもこの時間のレッスンに来ている子どもたちの申し込みはなく、明日から「JOCジュニアオリンピック」という、クライミングユース選手たちの全国大会に出場するりんちゃんとコーヘイが最終レッスンにやってきた。
大会直前のレッスンであるため、登るためのレッスンと言うよりも出番までの過ごし方やメンタル面の指導を中心に行うこととする。

クライミングはメインディッシュ2本。1本は今まで練習してきて登れていないルートにトライし、今までの限界ポイントを超えるよう頑張る、というもの。そしてもう1本はそれぞれがトライしたいルート。

さて、アップと出番までの過ごし方のレクチャーの後に自己記録更新トライ。
りんちゃんはツナミ白□12b。髪の毛をショートカットにし、見た目にも言動にも前向きに良い精神状態で大会を迎えられそうな彼女は、このトライでも集中した良いクライミングを見せ、限界が来てから3手出した
さらに次のやりたいルートでは、今の自分がぎりぎり登れるツナミの黄色/12aを選び、やはり限界まで頑張った上にフォールした。ここ数年、ルートに対する恐怖心から伸び悩んできた彼女にとって、これは大変重要な意味を持つ
この大会で彼女は一歩大きく成長してくれることを私は確信した

コーヘイはツナミのピンク■12cで自己更新トライ。が、下部から動きが硬かった彼。オンサイトの時よりも下部でフォールアップを立て続けに休まずしていたので、それも原因の一つかな?とも思うのだが、いずれにしても自分の心のコントロールがうまくいっていない様子は否めない
まぁ、待ちに待った初出場なのだから空回りしてしまっても仕方がないけれど、余計なことを考えずに、コーヘイにはがむしゃらにチャレンジしてほしいのだが。
次の1本は同じくツナミのオレンジ/12cをやりたいと言う。前回の東京の強化練習会でトップアウト出来たのでもう一度トライしたいのだそうだ。以前、やはり同様のシチュエーションで私のレッスン時にトライを所望された時は、1本目のクリップもままならず、強化の時にはヌンチャクを足してもらってトライした、と言う。まだ他にやるべき課題がたくさんあるのだから、私のレッスンではそちらをしっかりやってからにしよう、としばらく保留にしていた1本だ。今回は1本目も自分でちゃんとかけることが出来たそうなので、トライしてもらうことに。1本目のトライのダメージか、テンションに次ぐテンションだったが、めげずにきちんとトップアウトした

ツナミの待ち時間に呼吸法などを少々レクチャー。うーん。。。まだ上手くつかめていない感じだが、今回はこういうのもあるんだな、と思ってもらえれば良いかな。普段からやるようにしないと効果を出すのは難しいよね。
私は今年は同行できないけれど、自分の力を出し切れるように頑張れ


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