FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

インドアレッスン~岩重弟~1月27日

2008-02-18 23:53:42 | クライミングレッスン報告
弟がひとりでビッグロックにやってきた。
なんだか大人びて寡黙になってきた弟。
もう6年生だもんね・・・。

「せんせー、おれね~、身長130センチになってやっと遊園地のアトラクションが乗れるようになった
なんて調子でしゃべっていたのが、
「次は何をやれば良いですか?」
なんて言っている。

ウォーミングアップで垂壁の赤~青課題までをビス留めスタンスで。

ボルダーは赤課題制覇を目標に。
少し前は垂壁以外のテープ課題は歯が立たなかったけれど、
今日はがんがん登る。
真ん中の赤×とのりかウォール以外は一日で登った。

ルートも登りまくった。
9から10C までを立て続けに6本。
スラブの10C以外は全て一撃した。

彼はクライミングを続けてくれれば、良いクライマーに成長するな、と密かに期待していた一人。
ちょっと破天荒なところがある上に、遊んでいるときの集中力は群を抜いている。
はだしが大好きで、いつもはだし。
でも、その足使いはかなりのものだ。今はビッグロックもはだし禁止になってしまったけれど。
ノースフェースカップのときも「どうしてもはだしが良い」というので、
セッターのユージさんとI山さんに交渉に行ったくらいだ。
結局「なかなか腕白でよろしい」ということになって、はだしで出場した。

こういう子が「化ける」と、かなり大物になるのだが。

絶え間ないトレーニングと努力があってはじめて上達するのはクライミングも例外ではない。
ジュニアのクライマーにとって、継続できる環境とご家族の理解は欠かせない条件だ。

残念なことに、彼がクライミングを定期的に続ける環境にはなれそうもない。



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