FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>プライベートレッスン

2013-05-29 13:54:46 | クライミングレッスン報告
5月4日(土)
メンバー:のんちゃん(小4)

ゴールデンウイークに入って、頻繁にレッスンに通っているのんちゃん。
なにしろ栃木県からの参加なので、「レッスンに来る」ということだけでも、彼女と付き添って来られるお母様のパワフルさに頭が下がる思いだ

さて、今、のんちゃんは初級修了という目標に燃えに燃えている
プライベートレッスンは、各自の課題や問題点にフォーカスする特別レッスンだから、今日ののんちゃんのレッスンは初級修了に向かって少しでも前進することに特化して基本練習は省略。
準備体操もウォーミングアップもレッスン前に済ませたのんちゃんは、いきなり10aの登り込みからレッスンを開始

今日は10aをリードで全て登り、ビレイのし方を教わってリードクライミングの安全性テストにも合格したい
さらに時間が余ったら、ボルダーのチェック項目である「6級を10本登る」もクリアさせたいと実に欲張りなのだ

しかし、欲張りなだけあって、意欲的に集中した取り組みを見せたのんちゃんは、10aを全てオンサイトでガンガン完登
すでにかなり登れるようになっているのんちゃんなので、普通の場合はトップロープでリハーサルするはずの10aを、いきなりリードで取り組んでいるのだ。
5本ほどをあっという間に片付け、前回登った分とあわせて10aをオールクリアした
10bにも1本チャレンジしたが、少々遠い個所も、気合いと小さい体を目いっぱい使った動きでオンサイト
気持ちの入った、実に良い登りだった

少々レストも兼ねて、ビレイのし方の練習
登らせてもらうばかりでなく、自分もクライミング通じて他者の役に立つ意識を育てたい。
なのでまだ小さい子でも、この「ビレイのし方」はこの項目に達すれば飛ばすことなく学んでもらっている。
ビレイシステムを学ぶことで、年齢と発育に応じて、「そのうち自分も」という心の準備をしておいてもらいたいのだ。
今日は手順をレクチャー。次回テストだよ

次に「リードクライミングの安全性」のテスト。
あるルートを登ってらい、ロープの中に体の一部が入ったり、Zクリップや逆クリップなどの注意点に気をつけて登り切れれば合格だ
何かをやらかしてしまうとその場でテスト中止なので、のんちゃんも緊張した面持ちで登り出す。
出だしは順調。が、中間部の凹角帯でロープの中に体を入れたまま動いてしまった
「ハイそこまで~」との私の声に、「ガーーーン」となって下りて来たのんちゃん。
次回、再テストだね

ラスト15分ほど時間が出来た。
急いで3階に上がって、ボルダー6級10本トライアル
集中を切らすことなく次々にオンサイトし、10本完登

1時間半、全く集中を切らすことなく課題に取り組み、初級修了にあと一歩と迫ったのんちゃんだった

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