ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

プレゼント その後

2022-03-16 09:00:00 | 雑感

私は少し前に、職場の女性に
思い付きでプレゼントを差し上げました
(過去の記事はこちら →「プレゼント」)。
自分では使わない、ちょっと高級な入浴剤でした。

私はその後、何度もその女性と顔を合わせているのですが
一度も、そのプレゼントに触れられたことはありません。
その女性と、一緒に電車に乗って帰宅したことがあり、
私は心の中で
(ところであの入浴剤はどうでした??)
と何度も繰り返していたのですが
その話は出ませんでした。
まだ使っていないのだろうと思います。

先日のホワイトデーでも、
私はもしかしたら、入浴剤のお返しをもらえるかもしれない!と
ついつい期待をしてしまったのですが(←図々しい)
何もありませんでした。

少しショックだったのは、その女性が、
別の職員に、ホワイトデーのお返し(?)をしていたことでした。
どうやらバレンタインデーに何かもらったので
心ばかりのお返しをしたようなのです。

私にはないのか・・・

分かっています、分かっていますよ!
プレゼントのことは、あげた瞬間に、
忘れなければいけないんです!
それができた人間というものなんです。

でも、私は、まだまだ修行中の身なので、
「あの入浴剤、気持ちよかったですよ~♪」という一言が
聞けたらいいなと思ってしまうんです。
お返しの物が欲しい訳ではないんです。
私のプレゼントで、人を幸せにすることができた、
その確認がしたいだけなんですよね。。

私はもともと、人にプレゼントをあげる習慣がなくて、
今回、頑張って一歩を踏み出してみたのですが
改めて気の利いたプレゼントをするのは
難しいなと思いました。

その人の好みに合ったものを差し上げないと
喜んでもらえないですよね。
勉強になったと思おう。


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子連れ出勤

2022-03-15 07:18:57 | 仕事

昨日、出勤すると、給湯室に小さな女の子が座って
パソコンの画面に見入っていました。
上司が自分の娘を職場に連れてきたのでした。

コロナの影響でオンライン授業になってしまい
家に置いておけないので、一緒に連れてきたそうです。

コロナ禍で、学校や保育園が閉鎖して
行き場を失ってしまった子供たちが、
親と一緒に職場に来ることが増えました。
皆、自然にそれを受け入れています。

昔、アグネス・チャンさんが、子供を職場に連れて行ったことで
日本中から総バッシングを受けましたが
時代は変わったなあと思います。
ちなみに、私の職場で子供を連れてきているのは
皆、男性です。
奥さんと共働きで、一緒に子育てをしているのです。

私の職場が特殊なのかもしれないですが
時代の変化を実感します。
よい時代になったなと思います。

自分の言動がその他大勢と違っていたとしても
必ずしもそれが間違っているとは限らず、
時代の先をいっているだけなのかもしれない。

時と場所が変われば、常識は変わる。
そう考えると、少し気が楽になります。


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出会いの回避

2022-03-11 08:00:00 | 仕事

先日、知り合いに紹介された単発のお仕事がありました。
都内の某会社で心理のミニセミナーを開催するというもので
私を含め、心理士が5~6人、集まりました。
皆、初対面の方々でした。

仕事はスムーズに終わり、その場で解散になりました。
軽く挨拶をした後、皆、セミナーの会場から出て、
出口のエレベーターホールに向かいました。

そのままそこでエレベーターを待っていればよかったのですが
私は廊下を直角に曲がり、トイレに行きました。
そして、適当に時間をつぶした後、エレベーターホールに戻り
人がはけた後のエレベーターに一人で乗って帰りました。

トイレに行くふりをして
私は初対面の方々と過ごす気まずい間を避けたのでした。

私は、口では人と交流したい、新しい出会いが欲しいと言いながら
本当は人とやり取りをするのが億劫で
自分から人を遠ざけているんだなと思いました。

些細な出来事なのですが、
このような小さな回避の積み重ねが
今の孤独につながっているようにも思いました。

もしかしたら、新しい知り合いができたかもしれないのに。

出会いにも小さな勇気がいるんだなと思いました。
小さな勇気を積み重ねて、
今とはちょっと違う自分になりたいです。


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スパイになれなかった夫

2022-03-10 09:04:01 | 

先日、夫と二人で喫茶店に行き、
楽しく話をしておりました。

すると夫が突然、
「そういえば、ミジンコの友達の山田さんは最近どうしてるの?」
と、聞きなれない名前を出してきました。
「山田さん?誰それ?」
「ほら、あの山田さんだよ」
「誰のこと?」
私は混乱しました。

夫はすました顔でコーヒーをすすり、
「じゃあいいや。さっきの話だけど・・・」
とやり過ごそうとします。
「よくないよ!山田って誰??」
私は疑念でいっぱいになり、楽しい会話どころではなくなりました。

謎はすぐに判明しました。
家に戻ると、夫の机に読みかけの本がありました。
「元FBI捜査官が教える情報を引き出す方法」という本でした。

パラパラめくると、わざと間違えた情報を話し、
相手に修正させることで、情報を引き出すという方法が載っておりました。

そして、「身近な相手で試してみよう」という見出しのところに
しおりがはさまっていました。。

私はスパイになりたい夫の練習台にされていたのでした。

楽しいデートだと思っていたのに、ひどくないですか?😤😤😤 
認知症かと思った。 


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犬のまなざし

2022-03-05 09:53:45 | 雑感

夫が在宅勤務にいそしんでいる間、
やることのない私は、PCに向かう夫を
遠くからぼんやり眺めていました。

夫を眺めているうちに、私は自分の愛犬が、
同じように私を見つめていたことを思い出し、
愛犬の目を借りて自分自身を眺めているような錯覚に陥りました。

私は犬を飼い始めたとき、
犬が無心に、しかもずいぶんと長い間、自分を見つめてくることに驚き、
犬は何を考えて私を見つめているんだろうと不思議に思ったものでした。

でも、心を空っぽにして夫を眺めてみて、
愛犬と同じ立場で人を見つめてみて分かったのは、
犬が私を愛していたということでした。

愛していたから、見つめていたのでした。

もうすぐ愛犬が亡くなって1年になります。
犬のまなざしは、今でも私の中で生き続けています。


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