ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

お洒落がしたくなった・・・

2014-05-11 14:50:18 | 雑感
今日は知人が開いた作品展に行ってきました。

美大関係者が多いせいか、
皆、着こなしがお洒落でした。
やっぱり、美意識が高いんですね。

私は普段着の延長のような服
(ベースはユニクロ・・・)で行ったのですが
やはり、見劣りするように感じました。

美意識の不足を晒してしまったようで
恥ずかしかったです。
また、いい歳をして貧相な格好をしている自分が
かわいそうになりました。

私はこの歳まで、お洒落に興味を持ったことがありませんでした。
持たないというより、持てなかったのです。

人のせいにするのは卑怯かもしれませんが
私は母親の影響が大きいと思っています。

私は小さいころからずっと、
母親に「ブス」と言われて育ちました。

母親は美人で、
自分の存在価値の重点を
その美貌においている人でした。
また、人を美醜で判断していました。

「あなたの友達、ひっどいブスね!!」
「あなたの先生、あまりにブスで笑いそうになっちゃった!!」

私はこれらの言葉を聞くたびに
心が氷の刃で突き刺されるように感じました。
友達も先生も、私にとって大切な人だったから。

また、私が鏡の前で髪をとかしていると、
必ず母が横にやってきて、一緒に鏡に映って、
自信たっぷりに「私の方が綺麗」
と言いました。

初デートの日に精一杯のお洒落をしていたら
「ブスのくせに!」と
吐き捨てるように言われました。
(これはほんと、今でも許せない

私は、お洒落ができる人は
多かれ少なかれ、自分に自信があるのだと思います。
自分に自信がないと、
お洒落って、できないんですよ。
しても無駄って、思ってしまうんで。

母親の悪口はこのくらいにして。
(今日は母の日だった・・・)
いつまでも母親の呪縛に
囚われているわけにもいきません。

そんな私も、自分の力でささやかな幸せをつかみ、
少しずつ、自分に自信が持てるようになってきました。

自分を大切にするために、
自分の心が楽しくなるような
お洒落をしてみようかな。

そう思って、久しぶりに
女性誌を買ってきました。

これまでお洒落を怠ってきたツケは大きいかもしれないけど
逆に考えれば、
綺麗になれる伸びしろは大きいってことだよね。

お洒落したいな・・・
綺麗になりたいな・・・

この気持ちを大切にしたい。


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