ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

都議へのヤジについて

2014-06-23 19:17:41 | 時事
「早く結婚した方がいいんじゃないか」
「産めないのか」

まったくひどいヤジが飛んだもんです。

今日のニュースによれば、
自民党の都議が発言を認め、
塩村議員に謝罪したみたいですね。

でもその謝罪の仕方、私は間違っていると思います。

少子化、晩婚化の中で早く結婚をしていただきたい、という思いがある中であのような発言になった。本当にしたくてもできなかった方への配慮が足りなかった。深く反省しています。

本当に(結婚)したくてもできなかった方への配慮が足りなかった、ということは、
自分の選択で結婚をしていない人に対しては
やっぱり「結婚しろ」と言いたいってことですよね。

そして、子供を産めと??

余計なお世話でんがな

結婚するかしないかなんて、
(そして子供を産むか産まないかも)、
個人が自由に決めていいことです。

第三者があれこれ言う問題じゃないんです。
まして国や自治体が圧力をかけることは
絶対にあってはならない。

結婚して、苦労して子供を産んで育てて、
その経験は、誇りに思っていいし、
立派な仕事を果たしたと、胸を張っていいと思います。

でも、結婚していない人、子供を産んでいない人に対して、
産んだ人、育てた人が
優越感を持つというのは、誤りです。

ヤジを飛ばした都議は、
3人、子供がいるそうです。

塩村議員が「結婚していないこと」
「子供を産んでいないこと」を指摘することで、
相手の弱みを突いた気にでもなっていたのでしょう。

どうせ謝罪するなら、

「自分は子供を3人育てているので、結婚、出産をしていない人に対して、義務を果たせという思いで、あのような発言をした(どうせ本音はこんなとこだろ)。本来、自由であるべき個人の選択について、公共の場で、一方的な価値観を押し付けてしまったことを、深く反省している。」

・・・とでも言って欲しかったわ。

それにね、子供を産むことは、
少子高齢化という問題に限っていえば、
社会の役に立つことかもしれないけど、
地球環境の点からいえば、人間が増えすぎていることは明らかなわけで、
私は、子供を産まないことで、
地球環境のさらなる破壊に加担しなくて済んだと、
密かに思っているんです。

結婚しなくても、子供を産まなくても、
堂々と胸を張っていればいいんです。

何も悪いことはしていないんだから。


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