ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

いい人でいたい幻想

2017-10-27 08:26:28 | 雑感
先ほど「悪口を言わない」という記事を書いたばかりなのですが
これも書かせてください!
今悩んでいることです!

私は大学院の修士1年なのですが、
大学院って、思ったよりずっと雑用があるんです。
シンポジウムとか、ワークショップとか、講演会とか、
ともかく教授が何かやろうとするたびに
大学院生が駆り出されて下働きさせられるんです。

で、気付けばですよ・・・。
私ばかり働いている気がするんですよ

修士1年って、大学院で一番下っ端だから、
一番、率先して仕事やらなきゃいけないと思うんですが、
そう思っているのは私だけで、
他の1年は自分の研究に集中して、雑用をやらないんですよ。

私も自分の研究したいのに!!
雑用のせいでできない!!

・・・これ、自分の中で、よくあるパターンなんです。

前の職場(学校)でも、誰も動物の世話をしようとしないから、
私が盆暮れも出勤して世話をしていた。

遠い昔、学生時代も、
文化祭の出し物で、夏休み皆勤で大道具作ってた・・・。
(皆は塾の夏期講習)

皆でやるべき仕事を、誰もやろうとしないときに、
「やらなきゃいけない」という義務感で、
一人でコツコツやっている。

そして、目立たないから、誰にも気付かれず、感謝されない。
私の不満だけが残る。

「誰かが見ている」「見てくれている人はいる」
という慰め言葉があると思うんですが、
私の長年の経験上、こう断言できます。

それは嘘です。
誰も見ていません。

じゃあ、私は何で頑張っているんだろうか。

それは、「いい人でいたい幻想」かなあって、思います。
自分の倫理観に照らして、自分が満足するために、やっているんです。
でも、やりたくないことを無理してやっているから、
「なんで皆はやらないの」と、不満がたまってしまうんです。

悪い人でもいい、嫌われてもいい、
そう思える強さ(?)がないんです。
人に仕事を振れない(押し付けられない)、気の弱さもあると思います。

私みたいに、人知れず努力をして、頑張っている人、
きっといっぱいいるんだろうなあ。

もしこの記事を読んでくださっている方がそうだとしたら、
お互い、「いい人」でいるのもほどほどにして、
自分のために生きましょう。



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悪口を言わないために

2017-10-27 07:48:47 | 雑感
今まで何度も、人の悪口を言わないように心がけてきたが
守れたことがなかった。

(過去の心がけ→「悪口について」
           「悪口がとまらない」
           「悪口を我慢する」
「悪口」でカテゴリーが作れそう 笑)

最近、湧き上がってくる悪口を我慢するのではなく、
その元にある、心のモヤモヤを消すのが大事なのではないかと気付いた。

私は不満を感じやすい性質で、
生じた不満を、いつまでもクヨクヨ反芻して
頭の中でこねくり回していることが多い。

不満が生じると、それを延々と頭の中で分析して、
とことん、不満と付き合おうとしている。
そこから突破口が見つかるかもしれないとの期待もある。

でも、それによって、人に対する不満も大きく育ってしまうし、
悪口も言いたくなってしまう。

それに、生きている時間の大半が不満とその分析で占められているとしたら
もったいないことだ。

先日、心理学を学んでいて、「感情調整能力」という言葉に出会った。
気分転換をしたり、こだわりを捨てたりして、
マイナス感情と上手に付き合う力のことだそうだ。

私はこれが弱いのかもしれない!

不満とはとことん付き合ってきたので、
「気分転換」という発想とは無縁だった。

これからは「気分転換」の技を磨いて、「感情調整能力」を育てていこうと思う。

気難しい顔をして、不満にとらわれている人より、
朗らかに気分転換している人の方が、
きっと魅力的だと思うしね。




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