今の職場は概ね快適なのだが、よく人の悪口を言っている人がいる。
その人にとっては、悪口というより、正当な主張のつもりなのかもしれないが、表向きはニコニコしていて、陰で不満を言っているので、私はやはり悪口だと思う。
自分よりお給料がいい人に対して、自分より働いていないということを常に言っている。その人は気付いていないと思うが、それは妬み、僻みという醜い感情だ。
そして、その人は間違いなく私の悪口も陰で言っている。表向きはニコニコしているのだが、些細なことでトゲトゲしく、私を地味に消耗させている。
悪口を流布されることで、職場の空気が悪くなり、私は息苦しくなっている。悪口という黒いインクで、汚染が広まっていくようだ。
悪口は空気を害する毒だ。
私も、以前はよく人の悪口を言っていた。それがどれだけ職場の空気を悪くしていたか、今となってはよく分かる。人がそれをしていると身にしみてくる。
気付けてよかった。