自分はどうも惚れっぽく、色々な人への思いをこのブログにも綴ってきているため、
「片思い」というカテゴリーを新設してまとめてみました。
自分の報われない思いを供養する意味合いもこめられています。
今までの記事を読み返す中で、私は自分の傾向に気が付きました。
男性から親切にされると、私はすぐにその人に好意を持ってしまうようです。
その人の親切は、その人の人間性の発露に過ぎず、
私という個人に注目してのものではないにもかかわらず。
私に親切な人は、子どもにもお年寄りにも、犬にも猫にも道端で咲く花にも、
親切に振る舞うのです。
普段の私は、存在感に乏しく、雑に扱われ、顧みられることがないので、
小さな親切が、大きく心に響いてしまうのです。
私は、孤独で、愛情に飢えた、寂しい生き物なのです・・・。
私は親切にされたことが嬉しくて、もっと親切にされたいと思うようになります。
そして、その人に惹かれていきます。
私を丁寧に扱って欲しい、優しい言葉をかけて欲しい、温かい目で見守って欲しい・・・
心の中には、切実な欲求が渦巻いています。
ごくまれに、恒星を周回する彗星の軌道のように、
その人に接近できる奇跡のようなチャンスが訪れることがあります。
飲み会帰りのタクシーで一緒になったり、
映画でその人が出演しているのを見かけたり、
自転車で家まで送ってもらったり・・・(←高校生の頃)
まあ、チャンスがあったからといって、その人と親しくなれる訳でもなかったのですが。
そして、迂闊に接近して避けられたとき、
私は最大級の心の傷を負うことになります。。
(ちなみにこのとき →「星の光」 も、
「純度の高い親切心に感動した」と、もっともらしく書いてはいますが、
ただ単に若い男性講師に好意を持っただけであり、
「先生の他の授業にも出たいです」と申し出たところ、
「別の講師の授業を受けてください」とあっさり言われ、撃沈しています。。)
人を好きになるのはよいにしても、
それを表に出し、キモがられて避けられるのだけは、絶対に回避したいです。
でも、人の美点を見つけ、愛でて心を寄せる方が、
人を恨んだり憎んだりするよりずっといいかなとも思います。
相手に迷惑をかけない程度に(避けられない程度に)、
また、自分で苦しくならないくらいに上手にコントロールしながら、
この感情と付き合っていければと思います。