
先日、某社で開催されたセミナーのお手伝いに行ってきました。
新入社員の皆様にクレーム対応の練習をしてもらい
私がそれを横で見ていて、講評するという役目を仰せつかりました。
その際、対応が一番よかった社員さんを「ベスト対応」として選出し
どこが良かったかを説明する、という一幕がありました。
私は対応の良かった点を諸々述べ、
「素晴らしかった」「流石です」等、
できる限りの賛辞を述べ立てました。
私は純粋にその社員さんを褒めたつもりだったのですが
皆の前で大げさに(?)褒められて、
その社員さんは少し居心地が悪そうでした。
皆の前であからさまに褒めてしまうと、
却ってその人を委縮させてしまうのかなと思いました。
私自身も、(あまり機会はないものの)
褒められると、嬉しさよりも
謙遜しなくてはという思いの方が強くなり
面倒に感じてしまうときがあります。
せっかくの誉め言葉なので、
どうせならその人の心に
プラスに働くように発したいものです。
今度、人を褒めるときは
最小限の言葉で、ピリッと決めてみたいと思います!