連日話題になり、その真意が問われている『6人除外問題』に加え、
『池袋暴走事故』の裁判・・・
その主役である菅義偉首相と上級国民と揶揄された旧通産省
工業技術院長の飯塚幸三の二人・・・
この二人の言葉や説明が『嘘』であることは小学生でもわかるような
幼稚であり、真意は極めて悪質なものであると思う。
何故、潔く非を認めて今後に向けての見解を示さないのか・・・
『嘘』をつくことは大きな犯罪だとは思っていないのだろうか?
彼らはいつの頃から魂を売ったのだろうか?
真面目に生きてきた高齢者たちの心を踏みにじるようなものだと思う。
高齢者の人生にはそれぞれ紆余曲折はあってもその経験、体験が
その人の大きな力や自信となり、決して裕福ではなくても密かに自分を
誇れるものとなっているものだと思う。
多くの高齢者たちは自分の知識、技術や情報、積み上げてきた見識、
人間性などをごく自然に『利他』に向けるものではないのか。
『自分さえ良ければいい・・』という考えのこの二人はもはや人間の
尊厳を考えることもできないのだろう。
彼らには高齢者としての『人格』なども跡形もなく消え去っているのだ。
いや、私利私欲が優先し、いつかどこかでかなぐり捨てたのかも知れない。