今年のプロ野球はコロナの影響を受けて開幕も3ヶ月遅れで
始まり、恒例のセ・パ・オールスターゲームの中止やセリーグの
クライマックスシリーズを行わない・・・など変則的な形で行われて
きたがいよいよ最終段階が近づき、いよいよ日本シリーズと個人の
タイトル争いに興味、関心が引かれている。
そんな中、昨日はプロ野球ドラフト会議が行われ、注目選手達の
交渉権獲得球団が決まった。
かなり前からドラフト候補や各球団の指名予想選手などが取り上げ
られてきたが予想どおり、野手ではアマ球界NO.1の近大佐藤輝明
がオリックス、阪神、ソフトバンク、巨人の4球団競合となったが
我が阪神タイガースが交渉権獲得・・と嬉しいニュース。
投手部門ではやはりダントツの1位で競合するだろうという予測
どおり、早大の左腕早川隆久がヤクルト、楽天、西武、ロッテの
競合となり楽天が見事にくじを引き当てた。
注目の高校生ナンバーワン投手中京大中京高の高橋宏斗は
進学を目指していたが、目標をプロ野球に変更・・・
地元とも言える中日の1位指名…最速154キロの魅力ある直球を
武器に即戦力として活躍することが充分考えられる。
中日は一昨年の根尾昂 、昨年の石川昂也に続き、地元からの
1位指名で来年は若い選手の活躍が期待される。
昨晩、TBSテレビで『ドラフト緊急生特番、お母さん、ありがとう』の
生放送でも紹介された3選手も指名され、本人はもとより家族や
関係者の感動のシーンは涙なしでは見られなかったが、いつかまた
見てみたいと思い、録画しておいたことが本当に良かったと思う。
野球ファンの多くの人が見ていたかも知れないがその3選手とは・・・
日本ハム1位指名の」伊藤大海」、同球団2位指名の「五十幡亮太」
そしてオリックスの育成第1位「川瀨堅斗」・・・・
この川瀨選手はソフトバンクホークスの川瀨晃選手の実弟で兄と同じ
大分商業出身・・・中学3年時に右腕と脳に大きな損傷を受け、
再起不能のような状態から見事に復活し、今年の甲子園交流試合でも
その見事なピッチングで存在感を表した選手なのでぜひ今後に
注目したいと思っている。
ドラフトの上位候補の活躍もあれば上位でも実力を出せないまま
選手生活を終える選手も少なくない・・。
かと思えば育成から支配下に入り今は一軍で大活躍の選手も
たくさんいるのでこの川瀨堅斗選手にもぜひ頑張ってもらい、
兄弟が同じグランドで相まみえる姿を見たいものである。