水と土の芸術祭の梶井照陰さんの写真を見に行ったが、・・・
会場の万代島旧水揚場が、わからない。朱鷺メッセ周辺から、佐渡汽船乗り場までウロウロさがしてやっと見つけた。
テトラポッドのオブジェの奥の方が、会場となっていた。梶井さんの写真は、そのまた奥の二階に展示されていた。
展示された写真は、梶井さんが居住する佐渡島鷲崎の人たちの生活を写したものだ。
梶井さんが以前、出した写真本「限界集落」の延長線上の作品のようだ。
老人を自宅で写したポートレート(古い民家の様子が魅力的)、集落の宗教行事?、豆腐づくりなど日常生活、小さな学校の様子。
こうしたものは、たぶん、数年後に失われていく。
若い頃、佐渡の相川にしばらくいたことがあるが、佐渡の豊かな文化と冬のものさびしさを思い出した。
梶井さんは、当初は東北の被災地で撮影した作品を展示するつもりだったらしいが、急に変更したとのこと。
梶井さんの心にどうゆう変化が起きたのだろか?